労働経済分析レポート(厚生労働省)

厚生労働省は、労働経済分析レポートを発表しました。
具体的には、「正規雇用へ転換した方の特徴と影響 」について、分析されています。
【ポイント】
○ 正規雇用転換した方については、若年層、自己啓発を行っていた方、不本 意に非正規となった方が多いといった特徴がみられた。正規雇用への転換を 望む場合、早いうちに取組を行うこと、自己啓発が有効である可能性があることが示された。
また、産業別にみると、人手不足感の強い運輸業や建設業、情報通信業な どで多い結果となった。
○ 正規雇用転換によって、収入が平均して1割以上増加※した中、仕事の満足 度は全般的に向上していることが分かった。雇用情勢が改善する中、正規雇 用転換が進んでいるが、こうした動きは全般的には働く方の満足度の向上につながっていることが分かった。
※内部登用型では年収 262 万円から 301 万円、転職型では年収 190 万円から 248 万円
○ 一方で、正規雇用に転換した方の中にも満足度が下がった方が一定程度存 在しており、転換した方への適切な雇用管理が課題と考えられる。
○ 今回は2年分のパネルデータを活用して分析を行ったが、現在政府で進め ている働き方改革に向けた取組の影響を含め、今後とも、正規雇用への転換 に関するデータを継続的に蓄積し、さらに詳細に分析を行うことも必要と考えられる。
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