視覚障害のある年金受給者に対する通知書の改善について(日本年金機構)

日本年金機構は、「視覚障害のある年金受給者に対する通知書の改善について」発表しました。

年金振込通知書等への音声コードの印刷

平成30年度より、視覚障害を事由として障害年金を受給している方へ、毎年1回6月にお送りする年金振込通知書等に、「音声コード」を印刷してお知らせする取り組みを開始しました。
「音声コード」には、今年度の年金額や各期の振込額等、お客様ごとの情報を音声コードに収録しており、専用の読み取り機や、携帯電話・スマートフォンのアプリケーションで音声コードをスキャンすることにより、音声にて通知書の内容を読み上げてお知らせするとともに、対象のお客様には、通知書に切り欠きを入れてお知らせします。
日本年金機構における視覚障害のある方への取り組みとしては、ねんきん定期便へ音声コードを印刷することや、障害年金受給者の現況届の提出に関する内容を点字で記載したリーフレットの作成を行ってきました。
これまで、年金受給者の方にお送りする年金振込通知書等には、上記のような対応がされておらず、受給者の皆様から改善のご要望をいただいていたところです。

対象者

視覚障害を事由として障害年金を受給している方
(他の年金を選択し、障害年金を支給停止している方を含む)

対象の通知書

毎年6月に発送する、年金振込通知書、年金額改定通知書(年金振込通知書と年金額改定通知書が一体となったものを含みます)
※なお、通知書は年金種別(障害・老齢・遺族年金等)ごとに分けて作成していますが、対象者が障害年金以外を受給している場合、これらの通知書にも音声コードを印刷しています。

通知書の見本

年金振込通知書ハガキ

右下の半円の切り欠きで、音声コードがあることをお知らせしています。
拡大イメージはダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。こちら(PDF 560KB)

音声コードの読み取り

  1. 2次元バーコードコード「音声コード(Uni-Voice)」を専用の読み取り機や、音声コード対応の携帯電話、音声コードに対応したアプリケーションをインストールしたスマートフォンで読み取ることによって、音声コード内に収められた情報を音声で読み上げることができます。
    「音声コード(Uni-Voice)」の使い方については、「特定非営利活動法人 日本視覚障がい情報普及支援協会(新規ウインドウで開きます。http://www.javis.jp/(外部リンク))」のホームページをご確認ください。
  2. 音声コードの収録内容の例はダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。こちら(PDF 71KB)です。

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