A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が流行(東京都)

東京都は、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が流行について、下記内容を発表しました。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)は、例年「春から初夏」にかけてと「冬」に学童期の小児に流行する感染症ですが、都内の小児科定点からの第50週(12月11日から12月17日まで)における患者報告で、警報レベルにある保健所の管内人口の合計が都全体の人口の30%超となり、都全体としての警報基準に達しました。今後、さらに流行が拡大する可能性もあるため、十分な注意が必要です。
なお、都内のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者報告が都全体としての警報基準に達するのは、感染症法が施行された1999年以来初めてのことです。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は主に飛沫感染と接触感染により感染します。予防、拡大防止のために、引き続き、こまめな手洗いや咳エチケット等の基本的な感染防止対策を一人ひとりが心がけてください。咽頭痛がある場合は早めに医療機関等を受診し、検査を受けましょう。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者発生状況

  • 小児科定点医療機関から報告されたA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者数を保健所単位で集計し、1定点当たり8.0人/週を超えると警報開始となります。警報は4.0人/週を下回る(警報終息)まで継続し、警報開始から警報終息までの間の状態を「警報レベル」としています。
  • 2023年第50週(12月11日から12月17日まで)の都内264か所の小児科定点医療機関から報告された定点当たり患者報告数(都内全体)は6.05人(/週)となっています。
  • 保健所別の患者報告数が警報レベルにあるのは、31保健所中8保健所で、管内人口の合計は、東京都全体の30.0%【注】になります。
    【注】8保健所の管内人口合計4,219,378人/東京都全体人口14,063,564人=30.002%

都の警報基準

以下の1)または2)のどちらかが基準値を超えた場合

  • 1)定点医療機関からの患者報告数が、都全体で警報レベル開始基準値を超えた場合
  • 2)警報レベルにある保健所の管内人口の合計が、東京都全体の人口の30%を超えた場合

※詳細は別紙(PDF:747KB)を御参照ください。

問い合わせ先
(感染症対策全般に関すること)
保健医療局感染症対策部防疫課
電話 03-5320-4088
(感染症患者の報告数(感染症発生動向)に関すること)
東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課
電話 03-3363-3213

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