経済産業省は、令和2年中小企業実態基本調査速報を発表しました。
中小企業庁は、中小企業の財務情報、経営情報等を把握するため、業種横断的な実態調査として、中小企業実態基本調査を毎年行っています。この度、「令和2年中小企業実態基本調査(令和元年度決算実績)」を取りまとめました。
1.中小企業実態基本調査の概要
中小企業庁は、中小企業の財務情報、経営情報等を把握するため、業種横断的な実態調査として、中小企業実態基本調査を毎年行っており、今回で17回目の実施となります。
本調査は、「建設業」、「製造業」、「情報通信業」、「運輸業,郵便業」、「卸売業」、「小売業」、「不動産業,物品賃貸業」、「学術研究,専門・技術サービス業」、「宿泊業,飲食サービス業」、「生活関連サービス業,娯楽業」及び「サービス業(他に分類されないもの)」の合計11産業に属する中小企業から調査対象約11.3万社を抽出して行っています。
今回の調査では、有効回答46,397社(有効回答率41.1%)を基に推計しています。
2.速報のポイント
- 1企業当たりの売上高は1.76億円(前年度比-2.1%減)、1企業当たりの経常利益は722万円(同-4.0%減)。
- 法人企業の1企業当たりの付加価値額は0.87億円(前年度比-1.5%減)。
- 法人企業の1企業当たりの従業者数は16.1人(前年度比-2.9%減)で、個人企業の1企業当たりの従業者数は2.6人(同0.4%増)。
- 設備投資を行った法人企業の割合は21.2%(前年度差-1.3ポイント減)。新規リース契約を行った法人企業の割合は14.6%(同1.6ポイント増)。
- 社長(個人事業主)について、年齢別構成比が最も高いのは70歳代(29.3%)、在任期間別構成比が最も高いのは30年以上(33.5%)。
調査結果の詳細は別紙を御参照ください。
関連資料
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担当
中小企業庁 事業環境部 調査室長 関口
担当者:小倉、小林
電話:03-3501-1511(内線5241~5)
03-3501-1764(直通)
03-3501-1207(FAX)
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