厚生労働省は、令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況について、下記内容を発表しました。
1 結果の要約
(1)出生数は減少
出生数は 81 万 1604 人で、前年の 84 万 835 人より 2 万 9231 人減少し、出生率(人口千対)は 6.6 で、前年の 6.8 より低下している。
出生数を母の年齢(5歳階級)別にみると、40~44 歳で前年より増加し、他の各階級では減少している。
また、合計特殊出生率 は 1.30 で、前年の 1.33 より低下している。
(2)死亡数は増加
死亡数は 143 万 9809 人で、前年の 137 万 2755 人より 6 万 7054 人増加し、死亡率(人口千対)は 11.7 で、前年の 11.1 より上昇している。
死因別にみると、死因順位の第1位は悪性新生物<腫瘍>(全死亡者に占める割合は 26.5%)、第2位は心疾患(高血圧性を除く)(同 14.9%)、第3位は老衰(同 10.6%)となっている。
(3)自然増減数は減少
出生数と死亡数の差である自然増減数は△62 万 8205 人で、前年の△53 万 1920 人より 9 万6285 人減少し、自然増減率(人口千対)は△5.1 で、前年の△4.3 より低下し、数・率ともに15 年連続で減少かつ低下している。
自然増減数が増加した都道府県は、沖縄県(953 人)のみであった。
(4)死産数は減少
死産数は 1 万 6277 胎で、前年の 1 万 7278 胎より 1001 胎減少し、死産率(出産(出生+死産)千対)は 19.7 で、前年の 20.1 より低下している。死産率のうち、自然死産率は 9.8 で前年の 9.5 より上昇し、人工死産率は 9.9 で前年の 10.6 より低下している。
(5)婚姻件数は減少
婚姻件数は 50 万 1116 組で、前年の 52 万 5507 組より 2 万 4391 組減少し、婚姻率(人口千対)は 4.1 で、前年の 4.3 より低下している。
平均初婚年齢は夫 31.0 歳で前年と同年齢で、妻は 29.5 歳で前年の 29.4 歳より上昇している。
(6)離婚件数は減少
離婚件数は 18 万 4386 組で、前年の 19 万 3253 組より 8867 組減少し、離婚率(人口千対)は 1.50 で、前年の 1.57 より低下している。
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