厚生労働省は、令和3年度 ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などの取りまとめを公表しますとして、下記内容を発表しました。
~「障害者の就職件数」が2年ぶりに増加~
ポイント
- 新規求職申込件数・就職件数
新規求職申込件数は223,985件で、対前年度比5.7%増と、コロナ禍以前の水準を上回りました。
就職件数は96,180件で、前年度(89,840件)と比べ7.1%増と、新規求職申込件数の伸びを上回ったものの、前々年度の令和元年度(103,163件)と比べると6.8%の減となっています。
- 就職率(就職件数/新規求職申込件数)
就職率は42.9%で、対前年度差0.5ポイント増となりました。
就職件数(件) | 対前年度差(比) | 就職率(%)(対前年度差) | |
---|---|---|---|
身体障害者 | 20,829 | 804件増 ( 4.0%増) | 35.9(1.2ポイント増) |
知的障害者 | 19,957 | 156件増 ( 0.8%増) | 57.6(0.1ポイント減) |
精神障害者 | 45,885 | 5,261件増 ( 13.0%増) | 42.4(0.2ポイント減) |
その他の障害者 | 9,509 | 119件増 (1.3%増) | 41.3(3.1ポイント増) |
合 計 | 96,180 | 6,340件増 ( 7.1%増) | 42.9(0.5ポイント増) |
- 就職件数の増加要因
主に精神障害者の求職活動が活発化し、新規求職申込件数が増加するとともに、障害者の就職先として比較的高い割合を占める次の業種を中心に多くの産業で求人数が増加したことによるものと考えられます。
・「医療,福祉」(求人9.4%増、就職4.3%増)
・「製造業」(求人19.8%増、就職18.5%増)
・「サービス業」(求人16.9%増、就職13.2%増)
- 解雇者数(ハローワークに届出のあったもの)
障害者の解雇者数は1,656人で、前年度(2,191人)と令和元年度(2,074人)を下回り、落ち着きをみせています。
令和3年度障害者職業紹介状況等[ PDF形式:2MB ]
令和3年度障害者職業紹介状況等(数字データのみ)[ Excel形式:1MB ]
★【募集中】 「就業規則見直しキャンペーン」(ZOOMによるオンライ説明会も可能です、まずはご相談ください。)
詳細は、こちらをご覧ください。
★労務相談・助成金・労働基準法・就業規則見直し・社会保険・労働保険・給与計算のご相談は、どこよりも相談しやすい社会保険労務士事務所「KKパートナーズ」にご相談下さい。
★売れてます!「最新 ハラスメント対策 モデル文例集-厚労省導入マニュアル対応-」については、こちらをご覧ください。
★資産税・相続税・贈与税の申告・確定申告・税務・会計・経営に関するご相談は、どこよりも相談しやすい税理士事務所「KKパートナーズ」にご相談下さい。