物流効率化法に向けた荷主・物流事業者等の取組状況の調査の概要と調査結果の公表(経済産業省)

経済産業省は、物流効率化法に向けた荷主・物流事業者等の取組状況の調査の概要と調査結果の公表と題して、下記内容を発表しました。

物流効率化法に基づく調査・公表

物流効率化法では、トラックドライバーの運送・荷役等の効率化に向けて、必要があると認めるときは、荷主・物流事業者の努力義務に係る取組の例を示した判断基準について調査・公表を行う旨が記載されています。
これを踏まえ、荷主・物流事業者における積載効率の向上等や荷待ち・荷役等時間の短縮、実効性の確保に向けた取組状況を調査し、その結果を公表することで、取組促すとともに指導・助言等の今後の参考にすることとしています。

【2025年度における調査結果について】

以下の概要にて調査を行いましたのでその結果を公表します。

【調査概要】
・調査期間:令和7年11月25日 ~ 令和7年12月24日(トラック事業者)
令和7年12月22日 ~ 令和8年 1月31日(トラック事業者以外)
・調査対象:荷主・連鎖化事業者、トラック事業者、倉庫業者
・荷主・物流事業者に対し、案内はがきの送付、関係する業界団体からの通知により調査協力を依頼し、webアンケートにて回答を集計。

【調査結果概要】
荷主・連鎖化事業者、倉庫業者については、半数を超える取組を実施している事業者が大半である。
荷主については、積載効率の向上等に向けた「積合せや帰り荷の確保等を行うための時間確保」(85%)や「関係部門間の連携(83%)などの取組の実施が進展している。
○物流事業者(トラック事業者・倉庫業者)は、事業者が単独で取り組むことのできる項目は実施率が高い傾向にあるものの、関係者との連携を要する取組や、設備投資を伴う取組については、実施率が低い水準に留まっている。
○回答のあった事業者から以下のような具体的な意見があった。
・予約システム導入や積込時間の共有、伝票事前準備より、荷待ちゼロ化とドライバーの時間活用が進んでいる。
・手摘み・手降ろしやパレット養生不足など荷主側の改善が進まず、未だに荷待ち5時間超も発生している現場がある。

トラックドライバーの1運行当たりの平均拘束時間に関する調査結果について

国土交通省では、トラックドライバーの1運行あたりの平均拘束時間に関する調査を実施し、その調査結果を公表しています。

【調査概要】
○調査対象:一般貨物自動車運送事業のうち実運送を行う事業者
○調査期間:2025年11月25日から同年12月24日まで
○調査内容:2025年4月から同年8月までの通常期における代表的な1日の運行について、主に以下の項目を調査
[1]運転時間、[2]荷待ち時間、[3]荷役時間、[4]附帯作業時間、[5]点検・点呼に要した時間、[6]休憩時間

【調査結果概要】
○トラックドライバーの1運行当たりの平均拘束時間は10時間13分であり、荷待ち・荷役等時間は2時間2分であった。
○今回調査(2025年度)では、前回調査(2024年度)と比較して、運転時間は横ばいながら、平均拘束時間が大幅に減少した(▲1時間33分)。その主な要因としては、荷待ち・荷役等が減少(▲1時間16分)したこととなっている。

お問合せ先

商務・サービスグループ 物流企画室
電話:03-3501-1511(内線:4151)

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