自動車運転者を使用する事業場に対する平成28年の監督指導、送検等の状況(厚生労働省)

厚生労働省は、「自動車運転者を使用する事業場(バス・トラック)に対する平成28年の監督指導、送検等の状況」を発表しました。
平成28年の監督指導・送検の概要
■監督指導を実施した事業場は 4,381事業場。このうち、労働基準関係法令違反が認められたのは、 3,632事業場(82.9%)。また、改善基準告示※違反が認められたのは、 2,699事業場(61.6%)。
※「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(平成元年労働省告示第7号)
■主な労働基準関係法令違反事項は、(1)労働時間(55.6%)、(2)割増賃金の支払(21.8%)、 (3)休日(5.0%)。
■主な改善基準告示違反事項は、(1)最大拘束時間(45.8%)、(2)総拘束時間(38.4%)、 (3)休息期間(31.9%)。
■重大・悪質な労働基準関係法令違反により送検したのは 68件。
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