国土交通省は、「i-Construction“建設の現場から働き方改革へ”建設現場での生産性を高める新技術の試行を開始します」を発表しました。
(内容)
ICT等を活用し、誰もが働きやすい建設現場を目指す『i-Construction』の一環として、産学官が連携し「i-Construction推進コンソーシアム 技術開発・導入ワーキンググループ」において、新技術の導入に向けた“現場ニーズと技術シーズのマッチング”案件の選出を行なった結果を公表します。
〇背景 新技術の開発を促進するために、「ニーズ説明会」(4月20日)、及び、それらのニーズに対応する「技術シーズ発表会」(5月29日)を実施。
〇今回 本日、「新技術のニーズ・シーズマッチング決定会議」にて、i-Construction推進コンソーシアム企画委員会委員の冨山 和彦委員((株)経営共創基盤 代表取締役CEO)ご参加の下、試行する5件の技術のマッチングを決定・発表。
活用可能性を評価するため、各現場での試行を順次開始。
[1]AEセンサを活用した新技術
コンクリート打音検査にAEセンサを用い、誰でも品質評価ができることを目指す技術
[2]高精度の地上レーザースキャナを用いた新技術
これまで把握が難しかった構造物の変状を迅速に発見することを目指す技術
[3]複数の建設現場を一元管理することができる新技術
建設現場と事務所等をカメラ画像やデータなどを組み合わせてリアルタイムに共有することで、一度に複数の建設現場を管理することを
目指す技術
[4]建設現場の事故ゼロを目指す新技術
スマートフォンやバイタルセンサ等を用いて、建設現場の作業員の位置や健康状態を把握し、建設現場の事故ゼロを目指す技術
[5]AI(人口知能)を活用した新技術
工事の施工データや発注業務データの解析にAIを用い、効率化・円滑化を目指す技術
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