厚生労働省は、「要素別点数法による職務評価の実施ガイドライン(平成30年3月)」を発表しました。
パートタイム労働者が多い会社の人事担当者は必見です。
ガイドライン作成の趣旨
パートタイム労働者と正社員の均等・均衡を図るためには、パートタイム労働者の処遇が職務(役割)によって規定されていることが多いことから、パートタイム労働者の仕事の大きさと正社員の仕事の 大きさを比較する「職務(役割)評価」を活用することが有益と考えられます。
職務評価には様々な手法 がありますが、ここでは、より詳細な職務評価が可能な「要素別点数法」による職務評価により、正社 員との均等・均衡待遇の現状を把握した上で、各企業の人材活用戦略に応じた処遇制度を検討する ための方法を紹介しています。
「要素別点数法」とは、職務内容を構成要素ごとに点数化し、その大きさを比較する手法です。
パートタイム労働者と正社員の均等・均衡待遇がどの程度確保されているかをチェックすることができ、パートタイム労働者の果たしている職務をより正確に把握し、納得性を高めるために役立つと考えられます。
職務評価制度やパートタイム労働者の能力発揮促進に関心のある皆様に、ガイドラインをご活用いただき、パートタイム労働者が生き生きと能力を発揮できる環境整備のための一助となれば、幸いです。
詳細は、こちらをご覧ください。
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