都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。
11月の景況
業況：改善傾向続く
見通し：横ばいで推移
- 11月の都内中小企業の業況DI（業況が「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合）は、当月-22（前月-23）と改善傾向が続いた。今後3か月間（12～2月）の業況見通しDI（当月（11月）に比べて「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合）は、当月-16（前月-16）と横ばいで推移した。
- 業種別の業況DIをみると、製造業（-24→-16）は8ポイント増加し改善、卸売業（-22→-18）は4ポイント増加しやや改善した。一方、小売業（-39→-43）及びサービス業（-12→-16）はともに4ポイント減少しやや悪化した。
- 前年同月比売上高DI（-23→-24）はほぼ横ばいで推移した。業種別にみると、製造業（-22→-18）は4ポイント増加しやや改善した。卸売業（-16→-17）はほぼ横ばいで推移した。一方、小売業（-43→-46）は3ポイント減少しわずかに悪化、サービス業（-14→-19）は5ポイント減少しやや悪化した。
- 業種別の業況見通しDIをみると、製造業（-15→-16）、卸売業（-12→-11）、サービス業（-12→-11）はいずれもほぼ横ばいで推移した。小売業（-28→-30）は2ポイント減少しわずかに悪化した。
業況DI・業況見通しDI（全体）
| （季節調整済DI） |
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調査の概要
1 調査目的
毎月の景気動向（業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測）の結果を中小企業者並びに関係機関等に提供し、経営の指針として、また企業支援のための資料として活用し、都内中小企業の振興を図る。
2 調査方法
郵送による配布、郵送による回収（毎月）
3 調査機関
産業労働局 商工部 調整課
4 回収期間
平成30年12月1日～平成30年12月7日
5 調査規模
対象企業 3,875企業
（内訳）
製造業 1,125企業
卸売業 875企業
小売業 875企業
サービス業 1,000企業
6 回答状況
回答企業数（回答率） 1,210企業（31.2％）
（業種別）
製造業 341企業（30.3％）
卸売業 314企業（35.9％）
小売業 242企業（27.7％）
サービス業 313企業（31.3％）
（規模別）
小規模 513企業（32.7％）
中小規模 248企業（34.1％）
中規模 265企業（34.4％）
大規模 179企業（34.8％）
規模不明 5企業（1.7％）
※全文掲載ホームページ
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