厚生労働省は、第82回労働政策審議会障害者雇用分科会資料を発表しました。
1.障害者の活躍推進に関する基礎的な取組(計画期間:概ね2~5年間が望ましい)
(1)組織内の体制整備のための取組(以下例示)
・障害者雇用推進チームの設置 ・障害者雇用の推進に関する実務責任者の選任 ・人事担当者・障害者本人等からの相談に対応する相談員の選任 ・実務責任者・相談員等に対する研修の実施
(2)障害者雇用に関する理解促進のための取組(以下例示)
・マニュアル、ガイドブック等の周知 ・セミナー、講習会、職場見学会等への参加 ・理解促進のための独自の研修の実施 ・障害者優先調達推進法に基づく障害者就労施設等からの調達
(3)職務の選定・創出のための取組(以下例示)
・職務整理票の作成・活用 ・職務創出のための組織内アンケート ・就労支援機関との連携
2.障害者の採用を進めるための取組
(1)募集・採用に関する取組(以下例示)
・人事院の統一選考採用の活用又は独自の選考採用の実施 ・ハローワーク、障害者就労支援機関等との連携
(2)職員の任用上の措置(以下例示)
・ステップアップ制度の活用 ・プレ雇用制度の活用
3.障害者が職場定着し活躍できる職場づくりのための取組
(1)職場環境整備のための取組(以下例示)
・施設整備(バリアフリー化、休憩場所の拡大等) ・就労支援機器の導入(音声読み上げソフト、筆談支援機器等) ・人的サポート体制の充実(支援者の配置、支援者の研修等) ・就労支援機関との連携
(2)人事労務管理に関する取組(以下例示)
・人事担当者による声かけ等を通じた状況把握・体調配慮 ・テレワーク勤務のための環境整備(規程・機器整備等) ・フレックスタイム制の活用促進 ・各種休暇の利用促進 ・実務研修の実施
※上記のほか、取組に係る目標を設定
詳細は、こちらをご覧ください。
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