第2回2040年を展望した社会保障・働き方改革本部資料(厚生労働省)

厚生労働省は、第2回2040年を展望した社会保障・働き方改革本部資料を発表しました。
≪政策課題≫
「2040年を展望し、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現」
● 2040年を展望すると、高齢者の人口の伸びは落ち着き、現役世代(担い手)が急減する。 →「総就業者数の増加」とともに、「より少ない人手でも回る医療・福祉の現場を実現」することが必要。
● 今後、国民誰もが、より長く、元気に活躍できるよう、以下の取組を進める。 ①多様な就労・社会参加の環境整備、②健康寿命の延伸、③医療・福祉サービスの改革による生産性の向上 ④給付と負担の見直し等による社会保障の持続可能性の確保
● また、社会保障の枠内で考えるだけでなく、農業、金融、住宅、健康な食事、創薬にもウイングを拡げ、関連する政策 領域との連携の中で新たな展開を図っていく。
≪現役世代の人口の急減という新たな局面に対応した政策課題≫
2040年を展望し、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現を目指す。 多様な就労・社会参加 健康寿命の延伸 医療・福祉サービス改革
【健康寿命延伸プラン】 ⇒2040年までに、健康寿命を男女ともに 3年以上延伸し、75歳以上に 〇 ①健康無関心層へのアプローチの強化、 ②地域・保険者間の格差の解消により、 以下の3分野を中心に、取組を推進 ・次世代を含めたすべての人の健やかな 生活習慣形成等 ・疾病予防・重症化予防 ・介護予防・フレイル対策、認知症予防
【雇用・年金制度改革等】 ○ 70歳までの就業機会の確保 ○ 就職氷河期世代の方々の活躍の場を 更に広げるための支援 (厚生労働省就職氷河期世代活躍支援プラン) ○ 中途採用の拡大、副業・兼業の促進 ○ 地域共生・地域の支え合い ○人生100年時代に向けた年金制度改革
【医療・福祉サービス改革プラン】 ⇒2040年時点で、単位時間当たりのサービス 提供を5%(医師は7%)以上改善 〇 以下の4つのアプローチにより、取組を推進 ・ロボット・AI・ICT等の実用化推進、 データヘルス改革 ・タスクシフティングを担う人材の育成、 シニア人材の活用推進 ・組織マネジメント改革 ・経営の大規模化・協働化
≪引き続き取り組む政策課題≫
給付と負担の見直し等による社会保障の持続可能性の確保
詳細は、こちらをご覧ください。
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