ホワイト企業として政府が公認するユースエール認定制度をご存知ですか?
採用でご苦労されている従業員300名以下の企業の事業主の方は、必見です。
1.従業員300名未満の企業の採用環境
まず、最初に従業員300名未満の企業の採用環境を見てみましょう。
株式会社リクルートホールディングスの調査によれば、下記の図の通り、5000人以上の大企業と、300人未満の中小企業の求人倍率の格差は6.06ポイントとなり、単純に申し上げれば、中小企業は大企業と比較して、19倍以上の難易度があるということになります。
しかも、大手企業との格差は年々広がっているのが現状であり、採用環境は、大変厳しい状況にあり、差別化戦略が必要です。
そこで、政府公認のホワイト企業の証である「ユースエール認定」を取得する必要があるわけです。
2.ユースエール認定企業の6つのメリット
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ユースエール認定を受けるとなぜ、採用面で有利なのかご説明します。
①ハローワークや厚生労働省が運営する「若者雇用促進総合サイト」への企業情報掲載を無償で行うことでき政府公認のホワイト企業としてPRできる。
②各都道府県労働局等が開催する認定企業限定の就職面接会を無償で参加できる。
③若者雇用促進法に基づく優良企業である認定マークを自社商品や広告で使用でき、他社との差別化が図れる。
④採用・教育・定着関連の下記(1)(4)の助成金を1人につき10万円加算されて受給することができる。
(1)キャリアアップ助成金(60万円⇒70万円)
(2)人材開発支援助成金(経費助成率1/2⇒2/3<(注)助成率は企業規模により異なります>)
(3)トライアル雇用助成金(4万円3×3⇒5万円×3)
(4)特定求職者雇用開発助成金(3年以内既卒者等採用定着コース(注) 最大70万円⇒80万円)
⑤日本政策金融公庫から「働き方改革推進支援資金」を利用する際に、基準金利から▲0.65%の低金利で融資を受けることができる。
⑥公共調達(総合評価落札方式・企画競争方式)の際に、ポイントが加算される。
どうでしょうか。優秀な人材の採用を希望される従業員300名以下の会社が対象となる「ユースエール認定」を申請してみませんか。
社会保険労務士事務所「KKパートナーズ」は、「ユースエール認定」の取得に向けた社内体制整備のコンサルティグ、採用コンサルティングをはじめました。
まずは、何なりとご相談下さい。
明日は、「ユースエール認定基準」についてご案内します。