別件で、何度か当事務所を訪れていたCさんが、おばさんが無くなったので未支給年金の相談に来ました。
「必要書類は全て揃えました・・・・」との事。Cさんは高齢の父の代わりに年金の窓口に来たのでCさんはお父さんが記載した「委任状」が必要です。それも「準備しました」と仰いますが、確認をしたところ持参した「委任状」は市役所で戸籍等をとるためのものであり年金では使えない書式でした。
前回来た時に年金事務所で貰った委任状をお持ちでしたが未記入。予め記入した「未支給年金請求書」の請求人もCさんになっていて必要な添付書類もCさんが請求者として準備をしていました。Cさんは先順位者のお父さんがいらっしゃるので請求者になれません。Cさんはお父さんの代理として申請の手続きは出来ますが「お父さんが未支給の請求者」にならなければならないのです。再度、やり直しとなりがっかりして帰られたCさんでした。
年金は、手続きが複雑です。予め電話でその都度ご相談されるのも一つの方法だと思います。