厚生労働省は、第79回社会保障審議会介護保険部会資料「介護人材の確保・介護現場の革新」を発表しました。
1.介護人材の確保に向けた取り組み
①介護職員の処遇改善
②多様な人材の確保・育成
③離職防止・定着促進・生産性向上
④介護職の魅力向上
⑤ 外国人材の受入環境整備
2.介護現場の革新
〇 生産年齢人口が減少し、働き手の確保が一層難しくなることが予想される一方で、今後とも介護施設等にお いて地域における介護ニーズに応えられるよう、介護現場を預かる関係団体の叡智を結集し、取組の意識共有 を図るため、昨年12月に「介護現場革新会議」を立ち上げ。
〇 同会議では、本年3月に基本方針をとりまとめ、
(1)人手不足の中でも介護サービスの質の維持・向上を実現するマネジメントモデルの構築
(2)ロボット・センサー・ICTの活用
(3)介護業界のイメージ改善と人材の確保 といった課題に介護業界を挙げて取り組む必要性を共有。
〇 その上で、当面、次の項目について、関係団体と厚生労働省が一体となって優先的に取り組むこととし、今年 度は、全国7カ所の地域でパイロット事業を実施することとしている。
・ 業務の洗い出し・切り分けを行った上で、ロボット・センサー・ICTの活用と元気高齢者などの活躍を促し、介護施設をはじめとする介護現場における業務の効率化モデルを普及させる。
・ 中学生、高校生等が進路を考えるに当たって、介護職の魅力を認識し、仕事として選択をしてもらえるよう、 学校や進路指導の教員などへの働きかけを行う。
〇 今後、パイロット事業を実施する中などで、現場の知恵を拾い集め、ノウハウを「生産性向上に資するガイドライ ン」に反映させるとともに、今後の進捗状況を踏まえ、フォローアップを行うこととしている。
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