厚生労働省は、勤務間インターバル制度導入・運用マニュアルを作成しましたと発表しました。
~ 職場の健康確保と生産性向上をめざして ~
勤務間インターバル制度は、1日の勤務終了後、翌日の出社までの間に、一定時間以上の休息時間(インターバル時間)を確保する仕組みです。労働者の生活時間や睡眠時間を確保するうえで重要な制度であり、労働時間等設定改善法においてその導入が事業主の努力義務とされています。令和2(2020)年までに導入企業の割合を10%以上とすることを目標としていますが、平成31年1月時点で3.7%(注)となっています。
今般、厚生労働省では、企業の方々に勤務間インターバル制度導入の参考としていただくため、「勤務間インターバル制度導入・運用マニュアル(全業種版・IT業種版)」を作成しました。マニュアルでは、勤務間インターバル制度を導入している企業の実例を多数盛り込み、制度を導入・運用する際のポイント等をまとめています。本マニュアルの周知等を通じて、企業における勤務間インターバル制度の導入促進に努めてまいります。
注)厚生労働省「平成31年就労条件総合調査」による。
【マニュアルの概要】
・勤務間インターバル制度について
・勤務間インターバル制度の導入・運用に向けた取組の全体像
・勤務間インターバル制度導入の手順
・勤務間インターバル制度を導入している企業の事例紹介
・参考情報
【マニュアルのURL】
・全 業 種 版:https://work-holiday.mhlw.go.jp/interval/pdf/00.pdf
・IT業種版:https://work-holiday.mhlw.go.jp/interval/pdf/01.pdf
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