20代~30代の産学官の若手による提言を取りまとめました(経済産業省)

経済産業省は、20代~30代の産学官の若手による提言を取りまとめましたと発表しました。
コロナウイルス後の世界のあり様を考える上でも役に立ちそうです。

経済産業省では、2019年10月より、産学官の若手が集う「官民若手イノベーション論ELPIS(エルピス)」を開催し、2050年の未来に向けたディスカッションを行ってきました。そして本日、議論の取りまとめとしての提言を公表します。本提言では、「ベテランと若手の双方が共創することの重要性」や、「未来を形づくる大きな価値変化」などについて記載しています。

1.背景
研究開発・イノベーション政策を検討する経済産業省の審議会「研究開発・イノベーション小委員会」では、「失われた30年」を乗り越えた新たな知識集約社会に向けた検討がされています。一方で、「失われた30年」の中で生まれ育ってきた20代~30代の若手は、未来の当事者としてこれからの社会を見据えています。
そこで若手による戦略・政策議論の場として、20代~30代の企業・大学・官庁等の若手が集まり、「官民若手イノベーション論ELPIS*」を2019年10月に発足しました。半年にわたって「2050年の未来」に向けたディスカッションを行い、参加者は延168名、実数105名を数えます。
*ギリシャ神話の希望の神の名。Engineers and Leaders Picture Innovative Societyの略。
官民若手イノベーション論ELPISについて
“変化が必要なのは分かるが、具体的に物事を変えられない・・・”
いまの日本にはそんな「閉塞感」が漂っています。閉塞感を打ち破るには、若手の発想力と実行力、ベテランの知恵・経験・リソースが必要です。
各世代の強みを結集して未来を創る、そんな「全世代型イノベーション」に向けた提言として、「企業・大学・官庁の若手が描く未来のたたき台」という報告書を取りまとめました。
報告書「企業・大学・官庁の若手が描く未来のたたき台」
2.報告書概要:未来に向けた5つの価値変化
2050年の未来像をディスカッションする中で、未来に向けた5つの価値変化が見えてきました。変化前後の価値観を組み合わせることによって、未来を創っていくことができると考えています。
具体的な価値変化の詳細は以下のとおりです。

(1)コミュニティのあり方:フォルダ型(所属組織の肩書)▶ハッシュタグ型(プロジェクトベース)の帰属意識へ
(2)マインドセットのあり方:取得・所有▶貢献・共有へ
(3)研究のあり方:真理探究志向の研究▶社会変化までの研究へ
(4)ビジネスのあり方:機能性▶ストーリー性
(5)社会のあり方:経済大国▶持続可能な社会へ

3.今後のスケジュール
今後は、本提言をたたき台にし、全世代型イノベーションの実現に向けて、多くのベテランや若手と継続して議論を行っていきます。

担当
大臣官房審議官(産業技術環境局担当) 渡邊
担当者:杉山、中舘、水口、山下
メールアドレス:elpis_innovation@meti.go.jp
※新型コロナウイルス感染症対策により、職員不在の場合が多いため、上記メールを活用ください。
電話:03-3501-1512(内線:3371-3373)
03-3501-0075(直通)
03-3501-5953(FAX)

詳細は、こちらをご覧ください。

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