全国のハローワーク(公共職業安定所)では、本日から、人材確保対策の効果を高めるため、従業員の離職を防止し、継続した就業に対する事業主の取組を支援する「就業継続サポートプラン」を実施します。
昨今の好調な景気動向を背景として、多くの企業で人材不足の声が聞かれていることから、ハローワークでは企業の人材確保対策に関して重要な柱の一つとして相談援助を行っています。しかし、人材確保対策の効果を高めるためには、従業員の採用の促進だけでなく、従業員の離職を防止し、継続して就業できるような環境づくりを進めることも重要です。
こうした観点から、今回実施する「就業継続サポートプラン」では、採用した従業員がすぐに離職することなく職場に定着するにはどうすべきかや、これまで活躍してきた従業員がさまざまな事情で不本意に辞めることなく就業を継続するにはどうすべきかなど、事業主や継続して働きたいとする労働者の声が多く上げられている5つの分野について、雇用管理改善の面から積極的な支援を行っていきます。
■「就業継続サポートプラン」でサポートを強化する5つの分野
(1)若年者をはじめとする一般従業員の職場定着
(2)障害のある従業員の職場定着
(3)メンタルヘルス不調の従業員の就業継続等
(4)疾患を抱える従業員の就業継続
(5)育児・介護をする従業員の就業継続
詳細については、こちらをご覧ください。