経済産業省は、大学発ベンチャー実態調査とチームビルディング事例集を取りまとめましたと発表しました。
経済産業省では、最新の「大学発ベンチャー実態等調査」を取りまとめました。2019年9月時点での大学発ベンチャー数は2,566社と、2018年度で確認された2,278社から288社増加し、過去最高の伸びを記録しました。ただし、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響については、今後注視していく必要があります。併せて、大学発ベンチャーの成長の鍵となるチームビルディングに焦点を当てた「大学発ベンチャー チームビルディング事例集」を取りまとめました。
1.目的・背景
大学発ベンチャーは、大学等における革新的な研究成果をもとに、経済社会にイノベーションをもたらす担い手として期待されています。本調査は、大学発ベンチャーの設立状況を定点観測するとともに事業環境やニーズ等を調査し、その成長に寄与する要因を分析することで、今後の政策展開に活用するため実施しています。
また、大学発ベンチャーが、実際に社会にイノベーションをもたらすためには、どのようなチームを構築するかが鍵となります。そこで今回、研究者が中心となって立ち上げることが多い大学発ベンチャーが、事業分野における経験豊富な人材を獲得することにより事業化を加速するなど、特徴的なチームビルディングを行っている大学発ベンチャーのストーリーを、別紙1の「大学発ベンチャー チームビルディング事例集」として取りまとめました。
2.調査結果(ポイント)
今回の調査で、特に重要となるポイントは次ページのとおりです。さらに詳しい内容については、別紙2「大学発ベンチャー実態等調査 結果概要」及び別紙3「同 報告書」を御参照ください。
3.調査時点について
本調査は2019年9月時点での大学発ベンチャー数を調査したものです。
現下の新型コロナウイルス感染症感染拡大が、大学発ベンチャーの創業と営業にどのような影響を与えるかについては、今後注視が必要となります。
調査結果のポイント
過去最高の大学発ベンチャー数、新規設立数を記録
2019年度調査において存在が確認された大学発ベンチャーは2,566社でした。2018年度で確認された2,278社から288社増加し、過去最高の伸びを記録しました。
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