新型コロナワクチンの接種後の副反応疑い報告の事例について(厚生労働省)

厚生労働省は、新型コロナワクチンの接種後の副反応疑い報告の事例について、下記内容を発表しました。

新型コロナワクチンの接種後の副反応疑い報告において、本日17時までに下記の報告があったため、情報提供します。

【報告のあった症状】
・皮膚及び口腔内のアレルギー反応(じんましん) 1件
・冷感・悪寒戦慄 1件
※当初アナフィラキシーとして報告されましたが、その後報告者から症状名が訂正された事例です。

 

 ワクチン接種後には、体内に異物を投与するため、様々な反応が生じますこの副反応疑い報告は、国がワクチンの安全性の評価を行うために、ワクチン接種によるものではない偶発的な症状も含めて、広く収集しているものです。本プレスリリースは、副反応疑い報告制度の透明性の向上及び周知等のため、公表するものです。
今後、厚生労働省では、専門家によるワクチン接種との因果関係の評価や審議会での検討を速やかに行い、ワクチン接種の安全性を評価する予定です。


<用語の説明>
・副反応疑い報告制度:予防接種後に発生した特定の症状(アナフィラキシー)や、医師等が予防接種との関連を否定できない重篤な症状の報告を行う制度です。そのため、報告には、偶発的なものや他の原因によるものなど、予防接種との関連がないものも含まれ得ます。
・副反応:予防接種後に発生した病気や症状のうち、予防接種との因果関係が否定できないものです。
・因果関係の評価:国内外の科学的知見等をもとに、外部専門家と連携し、個々の副反応疑い報告事例について、ワクチン接種との関連の評価を行います。さらに、因果関係の評価結果を踏まえ、厚生労働省の審議会で、ワクチン接種の安全性を評価します。


(参考)ワクチン接種後に生じる様々な事象について

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