「2020年工業統計調査」の速報結果を取りまとめました(経済産業省)

経済産業省は、「2020年工業統計調査」の速報結果を取りまとめ、下記内容を発表しました。

経済産業省及び総務省は、令和2年6月1日現在で「2020年工業統計調査」を実施しました。令和2年6月1日現在の従業者数は769万7536人、令和元年製造品出荷額等(注1)は322兆1260億円となりました。(注2)

1.調査の対象

我が国の製造業(日本標準産業分類大分類-E(製造加工を行っていない本社等を除く))に属する従業者4人以上の事業所を対象に、従業者数や製造品出荷額等を調査しています。

2.調査結果の概要(従業者4人以上の事業所)

(1)全体的な状況

令和2年6月1日現在の事業所数(集計対象数)は18万1299事業所、従業者数は769万7536人となりました。

令和元年の製造品出荷額等は322兆1260億円、付加価値額(注3)は100兆650億円となっています。

(2)産業別の状況

産業別にみると、事業所数は、金属製品製造業(2万5024事業所)が最も多く、次いで食料品製造業(2万3542事業所)となっています。構成比の前年からの変化は、金属製品製造業が0.2%ポイント増加、食料品製造業が0.2%ポイント減少。

従業者数は、食料品製造業(113万2189人)が最も多く、次いで輸送用機械器具製造業(106万3373人)となっています。構成比の前年からの変化は、食料品製造業が横ばい、輸送用機械器具製造業が0.3%ポイント減少。

製造品出荷額等は、輸送用機械器具製造業(67兆9692億円)が最も多く、次いで食料品製造業(29兆7716億円)となっています。構成比の前年からの変化は、輸送用機械器具製造業が横ばい、食料品製造業が0.2%ポイント増加。

付加価値額は、輸送用機械器具製造業(16兆7495億円)が最も多く、次いで化学工業(11兆5118億円)となっています。構成比の前年からの変化は、輸送用機械器具製造業が0.9%ポイント減少、化学工業が0.5%ポイント増加。

(注1)製造品出荷額等=製造品出荷額+製造工程から出たくず及び廃物の出荷額+加工賃収入額+その他収入額
(注2)この集計値は速報値であり、後日公表される確報集計結果とは異なる場合がある。
(注3)付加価値額=製造品出荷額等+(製造品年末在庫額-製造品年初在庫額)+(半製品及び仕掛品年末価額-半製品及び仕掛品年初価額)-(推計酒税、たばこ税、揮発油税及び地方揮発油税+推計消費税額)-原材料使用額等-減価償却額
※付加価値額には従業者4~29人の事業所の粗付加価値額を含む。

3.今後の確報公表予定

主要な調査項目を集計して取りまとめた産業別統計表(概要版)を令和3年5月までに、その後、産業別統計表、品目別統計表、地域別統計表を順次公表します。

4.ホームページのご案内

調査結果は、こちらのページからダウンロードが可能です。

関連リンク

担当

経済産業省 大臣官房調査統計グループ
構造統計室長 荒川
担当者:馬場

電話:03-3501-1511(内線 2836)
03-3501-9945(直通)
03-3501-5836(FAX)

★無料相談会「キャリアアップ助成金」を活用しよう!(ZOOMによるオンライ説明会も可能です、まずはご相談ください。)
詳細は、こちらをご覧ください。
★労務相談・助成金・労働基準法・就業規則見直し・社会保険・労働保険・給与計算のご相談は、どこよりも相談しやすい社会保険労務士事務所「KKパートナーズ」にご相談下さい。
★資産税・相続税・贈与税の申告・確定申告・税務・会計・経営に関するご相談は、どこよりも相談しやすい税理士事務所「KKパートナーズ」にご相談下さい。

タイトルとURLをコピーしました