20 か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明(仮訳)

財務省は、20 か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明(仮訳)を発表しました。

2020 年の急速な縮小の後、世界経済の見通しは、主にワクチン接種の展開と継続的な政策支援を背景に改善してきている。しかし、回復は、各国間・各国内でばらつきがあるとともに脆弱であり、新型コロナウイルスの新たな変異株の拡大やワクチン接種のペースの違いなど、より大きな下方リスクにさらされている。我々は、女性、若者、非正規労働者、未熟練労働者を含む、特に最も影響を受けた人々の経済的な傷跡の問題に取り組む。我々は警戒を続け、支援策のいかなる早まった引き揚げも回避することにコミットする。我々は、下方リスクと負の波及効果を防ぎ、長期的な財政の持続可能性を保ちつつ、人々の生命、雇用及び所得を守り、世界経済の回復を支え、拡大する格差と闘い、金融システムの強じん性を強化するため、必要とされる間は、全ての利用可能な政策手段を用いるとの決意を再確認する。
パンデミックの克服は、安定的で持続的な回復の前提条件である。我々は、保健システムを強化し、安全で効果的かつ手頃な新型コロナウイルスのワクチン・治療・診断への公平かつ迅速なアクセスを促進することに引き続きコミットし、これらの生産と分配を迅速に強化するための取組を奨励する。この点に関し、我々は、新型コロナウイルスの予防接種が国際公共財として有する役割を認識し、全ての協働の取組、特に「新型コロナウイルス対応ツールへのアクセス加速事業(ACT-A)」の 4 つの柱とその下の COVAX ファシリティへの支持を再確認する。我々は、特に世界保健機関を含む多国間機関との、また多国間機関間の協力や政策の一貫性を強化する必要性を強調する。
我々は、「国際公共財としてのパンデミックへの備えと対応のための資金調達に関する G20 ハイレベル独立パネル」による 7 月の提言に期待する。
強固なファンダメンタルズや健全な政策は、国際通貨システムの安定に不可欠である。我々は、為替レートは根底にある経済のファンダメンタルズを反映することに引き続きコミットし、また、為替レートの柔軟性は経済の調整を円滑化しうることに留意する。我々は、外国為替市場の動向に関して引き続き緊密に協議する。我々は、為替レートの過度な変動や無秩序な動きが、経済及び金融の安定に対して悪影響を与え得ることを認識する。我々は、通貨の競争的切下げを回避し、競争力のために為替レートを目標としない。
我々は、成長及び雇用創出の回復において、開かれた公正な、ルールに基づく貿易の重要な役割を認識する。我々は、保護主義と闘うとのコミットメントを想起し、世界貿易機関の改革のために協調して取り組むことを奨励する。

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