「ファッションの未来に関する報告書」を取りまとめました(経済産業省)

経済産業省は、「ファッションの未来に関する報告書」を取りまとめましたとして、下記内容を発表しました。

経済産業省は、ファッションの領域において、国内外において生じている数々の変化の兆候を捉えながら、拡大する海外需要を獲得していくために必要な方策を検討するために、2021年11月に有識者会議「これからのファッションを考える研究会 ~ファッション未来研究会~」を設置し、議論を行いました。
このたび、議論の結果を報告書として取りまとめました。

1.背景

ファッション業界を取り巻く環境に、近年、様々な変化が生じています。例えば、消費の多様化や気候変動などの社会課題に声を上げる新たな消費者層の台頭、デジタル領域をはじめとする自己表現の場の拡大(デジタルファッション)等、消費者を取り巻く環境が変わりつつあります。また、そのような状況に対して、新しいサービスモデルの出現やリセール市場の活性化、デジタル技術を活用した新たな市場の創造、バイオ技術の活用等、国内外において、ファッションの「未来」の兆しが出てきています。
このような変化の兆候を捉え、日本の有する芸術文化や伝統工芸、繊維産地のポテンシャル、デジタル技術やバイオ技術を活用して、日本がファッションの「未来」づくりをリードし、ファッション領域を通じた持続的な価値創造を行っていくために、経済産業省において、2021年11月に有識者会議「これからのファッションを考える研究会 ~ファッション未来研究会~」を設置し、計5回にわたり、議論を行いました。

2.本報告書の主な内容

本報告書は、ファッションを人がどのように自己を表現するか、すなわち人とコミュニティ・社会・環境との接点の在り方であるとした上で、ファッション業界が直面する課題のみならず、ファッションの「未来」をどのように描いていくのかについて、議論した内容を取りまとめたものです。

人と自然に調和的なファッション、テクノロジーで変わるファッション、新たな価値を生み出すファッションという3つの視点から、望ましいと考えられるファッションの未来を描くために重要な事項を「10のキーワード」として集約しました。

  1. 需給ギャップを縮小させるビジネスモデル
  2. 良いモノを長く楽しむファッション文化
  3. 循環システムの構築
  4. 質量のないデジタルファッション
  5. 創造性の発揮を支援するテクノロジーの台頭
  6. 創造社会の新しい市場ルール
  7. ラグジュアリー概念のアップデート
  8. これからの海外需要獲得
  9. ビジネスで留意すべきファッションロー
  10. ファッションの未来に求められる人材論

3.報告書について

ファッション未来研究会については、こちらのページから御覧ください。

  1. ファッションの未来に関する報告書
  2. ファッションの未来に関する報告書(縦読み版)
  3. 【別添】ファッション産業への経済産業省支援策の例

関連リンク

担当

商務・サービスグループ
ファッション政策室長 俣野
担当者: 澤原宜、井上、冨嶋

電話:03-3501-1511(内線 3651~4)
03-3501-1750(直通)
03-3501-6782(FAX)

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