厚生労働省は、「過労死等防止対策白書」と共に下記内容を発表しました。
(発表内容)
政府は、本日、過労死等防止対策推進法に基づき、「平成27年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況」(以下、「過労死等防止対策白書」)を閣議決定しました。
「過労死等防止対策白書」は、平成26年に成立・施行された過労死等防止対策推進法の第6条に基づき、国会に毎年報告を行う年次報告書です。
今回の白書のポイントは以下のとおりです。
※) 「過労死等」とは・・・業務における過重な負荷による脳血管疾患もしくは心臓疾患を原因とする死亡、もしくは業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による 死亡またはこれらの脳血管疾患、心臓疾患、精神障害をいう。
「過労死等防止対策白書」のポイント
1. 過労死等防止対策推進法に基づく初の白書
2.過労死等防止対策推進法が制定に至るまでの経緯などについて記載
3.過労死等の実態を解明するための調査研究(労働者の労働時間だけでなく、 生活時間の状況等の労働・社会面からみた調査や、労災認定事案のデータ ベース構築など)など、平成27年度に行われた過労死等防止対策の取組に ついて記載
4.過労死等防止対策に取り組む民間団体の活動をコラムとして紹介
■目次
第1章 過労死等の現状
第2章 過労死等防止対策推進法の制定
第3章 過労死等の防止のための対策に関する大綱の策定
第4章 過労死等の防止のための対策の実施状況
詳細は、こちらをご覧下さい。