東京都は、令和5年 東京都における労働組合の組織状況について、下記内容を発表しました。
労働組合基礎調査(東京都分)【注1】について、このたび令和5年の調査結果がまとまりましたので、お知らせします。
【注1】労働組合基礎調査(厚生労働省統計)の調査結果に基づき都が集計したもの
調査概要
(1)調査対象
都内すべての労働組合。ただし、集計は労働組合の基礎的単位である「単位労働組合」【注2】の組合数及び組合員数
【注2】規約上、労働者が個人加入する労働組合であり、かつ、その内部に1)独自に活動を行い得る下部組織(支部等)がない組合、又は2)独自の活動を行い得る下部組織(支部等)がある組合の最下部組織
(2)調査方法
原則として東京都労働相談情報センターの職員による面接(一部郵送)
(3)調査事項
組合の名称、所在地、組合員数、加盟組織系統等
(4)調査期日
令和5年6月30日
調査結果のポイント
労働組合数は前年より減少するも、組合員数は増加
- 都内の労働組合数は6,506組合(前年比53組合減)、組合員数は242万8,917人(前年比1万4,572人増)となった。【第1表参照(PDF:84KB)】
- 都内労働組合の都内雇用者に占める推定組織率は25.4%(前年比0.1ポイント減)となった。【第2表参照(PDF:128KB)】
産業別にみると組合員数が最も多い産業は「製造業」
雇用形態でみるとパートタイム労働者の組合員数は約2万人減少
- 産業別組合員数は、「製造業」が34万5,017人(都内組合員数の14.2%)で最も多く、以下、「卸売業,小売業」33万8,517人(同13.9%)、「金融業,保険業」27万2,276人(同11.2%)の順となった。【第3表参照(PDF:115KB)】
別添 経営組織別・規模別組織状況(第4)(PDF:131KB) - パートタイム労働者の組合員数は48万8,913人(前年比2万89人減)となった。【第5表参照(PDF:157KB)】
主要労働団体別組合員数は、「連合東京」125万9,059人、「東京地評」19万5,754人
- 都内の主要労働団体別の組合員数は、「連合東京」が125万9,059人(都内組合員数の51.8%)で最も多く、以下、「東京地評」が19万5,754人(同8.1%)、「東京労連」が10万3,319人(同4.3%)、「東京全労協」が3万1,656人(同1.3%)となった。(重複加盟あり)【第6表参照(PDF:100KB)】
問い合わせ先 産業労働局雇用就業部労働環境課 電話 03-5320-4654 |
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