令和5年度障害者雇用実態調査の結果を公表します(厚生労働省)

厚生労働省は、令和5年度障害者雇用実態調査の結果を公表しますとして、下記内容を発表しました。

厚生労働省では、このほど、令和5年(2023)年6月に実施した「令和5年度障害者雇用実態調査」の結果を取りまとめましたので、公表します。
この調査は、民営事業所における障害者の雇用の実態を把握し、今後の障害者の雇用施策の検討や立案に役立てることを目的に、5年ごとに実施しています。
調査は、常用労働者5人以上を雇用する民営事業所のうち、無作為に抽出した約9,400事業所が対象です。回収数は、6,406事業所(回収率67.9%)でした。
【調査結果の主なポイント】

前回調査(平成 30 年)と比較し、総計で雇用者数が増加し、全体的に障害者雇用は着実に進展。
(以下、ここでは全て推計値を用いている。)

○ 従業員規模5人以上の事業所に雇用されている障害者数は 110 万 7 ,000 人で、前回調査に比べて
25 万 6,000 人の増加(平成 30 年度 85 万 1,000 人)。
内訳は、身体障害者 が 52万 6 ,000 人 (同 42 万 3,000 人) 、 知的障害者 が 27 万 5,000人
(同 18 万 9,000 人)、精神障害者 が 21 万 5,000 人 (同 20 万人)、発達障害者が 9万 1 ,000 人
(同3万 9,000 人) 。

○  すべての障害種別で前回調査より平均勤続年数が増加。
・身体障害者 12 年 2月(前回は 10 年2月)
・知的障害者 9年1月(同7年5月)
・精神障害者 5年3月(同3年2月)
・発達障害者 5年1月(同3年4月)

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