東京都は例年、都内の1,000労働組合を対象に、夏季一時金要求・妥結状況を調査しております。このたび、中間集計結果（令和6年6月6日現在）がまとまりましたので、お知らせします。なお、最終集計については7月22日に発表予定です。

調査結果の特徴

平均妥結額は819,696円　対前年比1,560円増（0.19％増）

• 既に妥結した労働組合のうち、前年妥結額と比較可能な194組合の平均妥結額は819,696円で、これは平均賃金（327,306円・40.9歳）の2.50ヵ月分に相当します。同一労組の前年妥結額（818,136円）との比較では、1,560円増加（0.19％増）となりました。
• 産業別・業種別妥結金額の分析対象（5組合以上）となった16業種のうち、対前年比が最も高かったのは、「宿泊業、飲食サービス業」（+14.88％）、以下「建設業」（+12.35％）、「情報サービス」（+10.55％）となっています。一方、対前年比が最も低かったのは、「その他運輸」（-35.80％）、続いて「私鉄・バス」（-11.88％）、「道路貨物運送」（-8.34％）となっています。

平均要求額は877,292円　対前年比27,600円増（3.25％増）

• 要求を提出した労働組合のうち、前年要求額と比較可能な254組合の平均要求額は877,292円でした。同一労組の前年要求額（849,692円）との比較では、27,600円増加（3.25％増）となりました。

※資料1　調査の概要（PDF：336KB）
※資料2　要求状況（加重平均）（PDF：271KB）
※資料3　妥結状況（加重平均）（PDF：272KB）
※資料4　過去10年間の要求・妥結結果（2015年～2024年）（PDF：363KB）
※資料5　参考（PDF：315KB）

※TOKYOはたらくネット