自分の健康状態について8割近くが『よい』と回答

この度、「健康に関する世論調査」（令和6年10月実施）の結果がまとまりましたので、お知らせします。
この調査は、こころと体の健康づくりなどに関する都民の意識や要望を把握し、今後の施策推進の参考とするため実施しました。

調査結果のポイント

こころとからだの健康づくり

1）健康状態の評価（概要P1、本文P3～8）

『よい（計）』77％（令和3年より4ポイント減）、『よくない（計）』22％（3ポイント増）

健康状態の評価

2）イライラやストレスの有無（概要P6、本文P37～40）

『感じる（計）』60％（令和3年より22ポイント減）、『感じない（計）』40％（22ポイント増）

イライラやストレスの有無

3）睡眠による休養（概要P10、本文P66～69）

『とれている（計）』71％、『とれていない（計）』29％

睡眠による休養

飲酒の習慣

4）飲酒の習慣　※20歳以上を対象　（概要P13、本文P83～86）

「飲まない（飲めない）」31％、「毎日」15％、「週1～2日」・「月1～3日」12％

喫煙の健康への影響と受動喫煙

5）喫煙の習慣と見直し意向　※20歳以上を対象（概要P15～16、本文P91～96）

『現在吸っている（計）』13％（令和4年より1ポイント減）（そのうち『やめたい・減らしたい（計）』54％）
『現在吸っていない（計）』86％（1ポイント増）

6）この1年間の受動喫煙経験の有無（概要P16、本文P97～98）

「経験した」50％（令和4年より4ポイント減）、「経験しなかった」46％（2ポイント増）経験したと答えた人に、

7）受動喫煙を経験した場所（いくつでも回答）を聞いたところ、（概要P17、本文P99～101）

「路上」が62％と最も多く、「飲食店（レストラン・喫茶店・居酒屋等）」が41％、「職場」・「自宅」が16％の順で続いている。

女性の健康

8）女性の健康課題への関心度（概要P19、本文P106～108）

女性が抱えやすい健康問題や女性特有の病気について、『関心がある　（計）』76％、『関心がない（計）』22％
『関心がある（計）』と答えた人に、

9）　関心がある女性の健康課題（いくつでも回答）を聞いたところ、（概要P20、本文P109～110）

「乳がんや子宮頸がんなどのがん」が67％と最も多く「更年期以降に現れる症状」が58％、「子宮や卵巣などの病気（がんを除く）」・「健康診断・検診（がん検診、骨粗しょう症検診等）の種類や実施機関」が43％の順で続いている。

女性の健康課題への関心度

健康情報の収集・活用

10）健康に関する情報源（いくつでも回答）　（概要P24、本文P119～122）

「テレビ」　64％、「インターネット（SNSを除く）」　50％、「家族・友人・知人からの情報」　41％

行政への要望

11）健康づくりに関する都への要望（いくつでも回答）（概要P25～26、本文P123～129）

「がんの予防（望ましい生活習慣の実践の推進やがん検診の受診率向上の取組等）」　47％
「こころの健康（ストレス対処法の啓発や相談支援体制の充実、職場のメンタルヘルス対策の推進等）」44％
「栄養・食生活（栄養の正しい知識や適正体重の維持についての啓発等）」　43％
「身体活動・運動（ウォーキングや階段利用の推奨、スポーツの場の創出等）」　43％

※本文中の調査結果の数値については、小数点以下を四捨五入したパーセント表示で掲載
※グラフの数値は、各実数をもとに比率表示し、小数第2位を四捨五入している。よって、内訳の合計が全体の計に一致しないことがある。
※前回調査：「健康に関する世論調査（令和3年6月調査）」、「保健医療に関する世論調査（令和4年9月調査）」

調査項目

• （1）こころとからだの健康づくり
• （2）飲酒の習慣
• （3）喫煙の健康への影響と受動喫煙
• （4）女性の健康
• （5）健康情報の収集・活用
• （6）行政への要望

調査設計

調査対象

東京都全域に住む満18歳以上の男女個人

標本抽出方法

住民基本台帳に基づく層化二段無作為抽出法

調査方法

郵送法（インターネット回答併用）

調査期間

令和6年10月11日～11月10日

回収率

48.5％（有効回収標本数1,941標本／標本数4,000標本）

※健康に関する世論調査＜概要＞（テキスト版／PDF版（PDF：1,235KB））
※調査結果全文（PDF：7,896KB）