厚生労働省が発表した「若年・女性労働者向けトライアル雇用助成コース」は、経験の不足などから建設業への就職 に不安のある若年者や女性を対象としてトライアル雇用を行う場合に、中小建設事業主が適切 な指導・監督を行えるよう、その費用の助成を行い、トライアル雇用終了後の常用雇用への移 行を促すことで、若年・女性労働者の確保を図ることを目的とした制度です。 労働者の適性を確認した上で常用雇用へ移行することができるため、ミスマッチを防ぐことができます。中小建設事業主の皆さまは、積極的に活用して頂きたい助成金です。
1.支給額:対象者1人当たり、月額最大4万円(最長3カ月間)
2.対象なる労働者:トライアル雇用奨励金(一般トライアルまたは障害者トライアル(週20時間未満の短時間労働者は除く)の支給対象となった労働者のうち、次の全ての要件を満たした者が本助成金の対象者となります。
① トライアル雇用開始日時点で、35歳未満の若年者、または女性
② 主として建設工事※1現場での現場作業(左官、大工、鉄筋工、配管工など)に従事する者、または施工管理に従事する者
注)設計、測量、経理、営業などに従事する者は対象となりません
※1 建設工事の範囲については本リーフレットの裏面に記載しています。ここでの「主として」とは実労働時間の半分を超える時間を従事することをいいます。
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