「中小企業の賃上げ・賃金改定に関する調査」 の集計結果について(日本商工会議所)

日本商工会議所は、「中小企業の賃上げ・賃金改定に関する調査」 の集計結果について下記内容を発表しました。

日本商工会議所ならびに東京商工会議所(ともに小林健会頭)は、標記調査を実施し、別添のとおり結果を取りまとめましたので、お知らせいたします。

 本調査は、雇用の7割を支える中小企業の賃金額の変化を詳細に把握し、今後の要望活動に活かしていくために実施しました。調査結果のポイントは以下のとおりです。

 

(1)調査地域:全国47都道府県

(2)回答企業数:2,260社

(3)調査期間:2026年4月7日~5月18日

(4)回収商工会議所数:345商工会議所

(5)調査対象:各地商工会議所の会員企業

(6)調査方法:各地商工会議所を通じて企業へ依頼(Webフォーム等)

調査結果のポイント

【2026年度の賃上げの状況 】

「2026年4月に賃上げを実施済」(39.2%)・「2026年5月以降に賃上げを実施予定」(32.2%)の 企業を合わせると7割超、「現時点では未定」の企業は2割超(23.0%)。 20人以下の小規模企業では「実施済」(31.0%)・「実施予定」(28.9%)は合計で約6割。「現時点では未定」の企業は3割超(31.2%)。

  • 【全体】 賃上げを実施・実施予定 71.3%(昨年比+1.7ポイント)
  • 【小規模企業】 賃上げを実施・実施予定 59.9%(昨年比+2.2ポイント)

【2026年度の賃上げ額・賃上げ率 】

2026年3月と4月の賃金を集計・比較し、賃上げ額・賃上げ率を算出したところ、 全体で4.01%、20人以下の小規模企業では3.38%と0.63ポイントの差。

  • 【全体】        賃上げ額 11,366円、賃上げ率 4.01%
  • 【小規模企業】    賃上げ額 9,170円、賃上げ率 3.38%

 

➡ 賃上げを「実施済」・「実施予定」の企業は7割を超え、昨年並みの高水準となり、賃上げの定着が見られる。
    賃上げ率についても、全体で4%を超え、健闘している。
    他方で防衛的賃上げは引き続き高止まりしており、賃上げ率も昨年集計した2025年3月と9月の比較
    結果である4.73%と比較するとやや低位と受け止める。5月以降に賃上げを「実施予定」(32.2%)、
    現時点では「未定」(23.0%)とする企業の今後の動向を注視したい。
    また、全体と小規模企業の賃上げ状況に差がある点に鑑み、今後の支援の必要性に留意すべき。

【問い合わせ先】

日本・東京商工会議所 産業政策第二部(TEL:03-3283-7940)

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