基礎的ITセミナー(高齢・障害・求職者雇用支援機構)

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構は、「基礎的ITセミナー」について、発表しました。
基礎的ITセミナーとは、全てのビジネスパーソンが今後標準的に身につけることを期待されるITの活用や情報セキュリティ等の基礎的ITリテラシーを習得するための職業訓練です。
訓練は、全国のポリテクセンターに設置した生産性向上人材育成支援センター(生産性センター)が、専門的な知見やノウハウを持つ民間機関等に委託して実施します。

1.訓練の概要

(1)対象者

中小企業や製造現場等で働く在職者の方を対象としています。

  1. (注)事業主の受講指示を受けた方に限ります。

(2)訓練実施方法

オープンコース(公開型訓練により幅広い企業から受講者を募集します。)
各都道府県の開催コースや申込方法等については、最寄りの生産性センターへお問い合わせください。

(3)訓練実施場所

主に訓練を実施する民間機関の施設、ポリテクセンターの教室を利用します。

(4)訓練時間

3時間から18時間の範囲内で実施します。

(5)主な訓練分野、訓練コース

カリキュラムモデルに基づき、ポリテクセンターが地域のニーズを踏まえ、訓練分類や習得段階に応じた訓練コースを設定します。

  • IT理解の習得段階ステップ1(ITに関する基礎知識)として、「IT化推進のためのつながる業務への理解」「ネットワーク管理の基礎」等を習得。
    ステップ2(ITに関する専門知識)として、「RPAによる業務の自動化」「業務とデータの流れの見える化」等を習得。
  • ITスキル・活用の習得段階ステップ1(ITツールの基本操作)として、「表計算ソフトの業務活用」「SNSを活用した情報発信」等を習得。
    ステップ2(ITツールの応用操作)として、「ピボットテーブルを活用したデータ分析」「伝わるプレゼン資料作成」等を習得。
    ステップ3(ITツールの応用演習)として、「表計算ソフトによる統計データ解析」「データベースソフトを活用したデータ処理」等を習得。
  • IT倫理の習得段階ステップ1(IT倫理の基礎知識)として、「ITに関する法制度理解」「情報セキュリティの必要性」等を習得。
    ステップ2(IT倫理の専門知識)として、「事例から学ぶインシデント対応」「情報漏えいの原因と対策」等を習得。

(6)受講料

「IT理解(ネットワーク分野)」、「ITスキル・活用」及び「IT倫理」の訓練分類に属する訓練コース
  • 訓練時間3時間から11時間の訓練コース  受講者1人当たり2千円(税別)
  • 訓練時間12時間から17時間の訓練コース 受講者1人当たり3千円(税別)
  • 訓練時間18時間の訓練コース       受講者1人当たり4千円(税別)
「IT理解(ネットワーク分野以外)」の訓練分類に属する訓練コース
  • 訓練時間3時間から5時間の訓練コース   受講者1人当たり2千円(税別)
  • 訓練時間6時間から11時間の訓練コース  受講者1人当たり3千円(税別)
  • 訓練時間12時間の訓練コース         受講者1人当たり5千円(税別)

受講申込の受付後、各生産性センターが振込口座をご案内しますので、所定の期日までに受講料をお振込みください。(振込手数料はご負担ください)。

(7)訓練の実施

専門的な知見やノウハウを有し、訓練の適切な実施が可能な民間機関等に委託して実施します。
訓練実施業務の受託を希望する民間機関等の方は、下記リンクをご確認ください。

2.お問い合わせ

基礎的ITセミナーの詳細につきましては、最寄りのポリテクセンター・ポリテクカレッジ・東京支部の生産性向上人材育成支援センターにお問い合わせください。

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