経済産業省は、平成30年度「なでしこ銘柄」「準なでしこ」を選定し発表しました。
加えて、「なでしこ銘柄」に準ずる企業を「準なでしこ」として、業種枠に関係なく22社選定しました。
また、「なでしこ銘柄」レポートでは、300社を超える企業の女性活躍推進に係る取組と開示の状況を「なでしこチャレンジ企業リスト」として一覧化するとともに、女性の活躍を後押しする特徴的な取組について「注目企業」として紹介しています。
1.なでしこ銘柄とは
女性活躍推進に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することにより、そうした企業に対する投資家の関心を一層高め、各社の取組を加速化していくことを狙いとしています。
東京証券取引所の全上場企業約3600社から、企業価値向上を実現するためのダイバーシティ経営に必要とされる取組とその開示状況について評価を行い、業種毎に「なでしこ銘柄」を42社選定しました。
また、「なでしこ銘柄」に準ずる企業を「準なでしこ」として、業種枠に関係なく22社選定しました。
(注1)「なでしこ銘柄」は、女性活躍推進に関するスコアリング基準に従って評価を行い、さらに財務指標による加点を実施した上で選定されています。
(注2)「なでしこ銘柄」の選定については、下記(1)~(3)をスクリーニング要件にするとともに、「女性活躍度調査」への回答を必須としています。
(1)女性活躍推進法を踏まえた行動計画の策定(従業員数300人以下の企業を除く)
(2)厚生労働省「女性の活躍推進企業データベース」に女性管理職比率を開示
(3)女性取締役が1名以上
(「準なでしこは」では(3)の要件を「取締役、または執行役員、または監査役のいずれかの役職において女性が1名以上」とした。)
2.なでしこ銘柄・準なでしこ選定企業 (業種内において証券コード順に掲載)
「なでしこ銘柄」はピンク、「準なでしこ」はオレンジで色塗り。なお、平成28年度「準なでしこ」に選定された企業には、オレンジの〇を付しています。
■平成30年度「なでしこ銘柄」レポート
【参考】東京証券取引所 平成30年度「なでしこ銘柄」の公表について
【参考】経済産業省「女性活躍に優れた上場企業を選定「なでしこ銘柄」」
【参考】経済産業省「新・ダイバーシティ経営企業100選」
■ダイバーシティ推進~グローバル化時代の人材戦略~(経済社会政策室Facebookアカウント)
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