総務省は、「ICTグローバル戦略」の公表しました。
総務省で昨年12月より開催してきた「デジタル変革時代のICTグローバル戦略懇談会」(座長:西尾 章治郎 大阪大学総長)において、報告書が取りまとめられました。そこで、今般、本報告書における提言を踏まえ「ICTグローバル戦略」を公表します。総務省では、本戦略により、来週末に開催されるG20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合などに対応してまいります。
1 概要
総務省では、社会全体のデジタル化の推進によって、国連の持続可能な開発目標(SDGs, Sustainable Development Goals)の達成やSociety 5.0の実現に貢献することを目的とし、それらの達成や実現に向けた方策を検討するため、平成30年12月から、総務大臣が主宰する「デジタル変革時代のICTグローバル戦略懇談会(座長:西尾 章治郎 大阪大学総長)」を開催してきました。
今般、本懇談会において報告書が取りまとめられたことを踏まえ、「ICTグローバル戦略」(以下「本戦略」という。)を公表します。
本戦略では、
・社会全体のデジタル化を推進し、SDGs達成に貢献すること
・我が国が掲げるSociety 5.0の理念を世界に広げ、これをグローバルに実現すること
・これにより、産業構造や労働環境を効率化し、多様なライフスタイルの実現や新たな価値を創造できる豊かな社会を実現すること
を基本理念とし、次の6つの戦略を推進することとしています。
1.デジタル化によるSDGs達成戦略
地球上の誰一人として取り残さない社会の実現に向け、官民の各セクターが相互に連携して社会全体の徹底的なデジタル化を進め、日本と世界の社会課題の解決を推進
2.データ流通戦略
データの自由な流通の重要性を海外に向けて発信するとともに、個人によるデータコントローラビリティの確保に向けた取組を推進、「情報銀行」の社会実装の推進
3.AI/IoT利活用戦略
AIを人々のより良い生活につなげていくという「AI時代の未来像」を国内外に発信
4.サイバーセキュリティ戦略
IoT機器・サービスの急速な普及等による社会変化に対応したセキュリティに関する共通認識を各国と醸成
5.ICT海外展開戦略
日本が培った信頼性の活用、ルール形成への関与やキャパシティビルディングへの支援等による海外展開を推進
6.オープンイノベーション戦略
2030年代の具体的な将来像の実現に向けたキーテクノロジーの高度化を推進
併せて、本戦略を踏まえて行う、「G20茨城つくば貿易・デジタル経済会合及びその後に向けた方向性」についても公表します。
今般、本懇談会において報告書が取りまとめられたことを踏まえ、「ICTグローバル戦略」(以下「本戦略」という。)を公表します。
本戦略では、
・社会全体のデジタル化を推進し、SDGs達成に貢献すること
・我が国が掲げるSociety 5.0の理念を世界に広げ、これをグローバルに実現すること
・これにより、産業構造や労働環境を効率化し、多様なライフスタイルの実現や新たな価値を創造できる豊かな社会を実現すること
を基本理念とし、次の6つの戦略を推進することとしています。
1.デジタル化によるSDGs達成戦略
地球上の誰一人として取り残さない社会の実現に向け、官民の各セクターが相互に連携して社会全体の徹底的なデジタル化を進め、日本と世界の社会課題の解決を推進
2.データ流通戦略
データの自由な流通の重要性を海外に向けて発信するとともに、個人によるデータコントローラビリティの確保に向けた取組を推進、「情報銀行」の社会実装の推進
3.AI/IoT利活用戦略
AIを人々のより良い生活につなげていくという「AI時代の未来像」を国内外に発信
4.サイバーセキュリティ戦略
IoT機器・サービスの急速な普及等による社会変化に対応したセキュリティに関する共通認識を各国と醸成
5.ICT海外展開戦略
日本が培った信頼性の活用、ルール形成への関与やキャパシティビルディングへの支援等による海外展開を推進
6.オープンイノベーション戦略
2030年代の具体的な将来像の実現に向けたキーテクノロジーの高度化を推進
併せて、本戦略を踏まえて行う、「G20茨城つくば貿易・デジタル経済会合及びその後に向けた方向性」についても公表します。
2 公表資料
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