平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況(厚生労働省)

厚生労働省は、平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況を発表しました。
(概要)
(1) 出生数は減少
出生数は 91 万 8397 人で、前年の 94 万 6065 人より 2 万 7668 人減少し、出生率(人口千対)は 7.4 で、前年の 7.6 より低下している。
出生数を母の年齢(5歳階級)別にみると、45 歳以上では前年より増加しているが、44 歳以下の各階級では前年より減少している。 また、出生順位別にみると、すべての出生順位で前年より減少している。
(2)死亡数は増加
死亡数は 136 万 2482 人で、前年の 134 万 397 人より 2 万 2085 人増加し、死亡率(人口千対)は 11.0 で、前年の 10.8 より上昇している。
死因別にみると、死因順位の第1位は悪性新生物<腫瘍>(全死亡者に占める割合は 27.4%) 、第2位は心疾患(高血圧性を除く) (同 15.3%) 、第3位は老衰(同 8.0%)となっており、死亡者のおよそ 3.6 人に1人は悪性新生物<腫瘍>で死亡している。
(3) 自然増減数は減少
出生数と死亡数の差である自然増減数は△44 万 4085 人で、前年の△39 万 4332 人より 4 万9753 人減少し、自然増減率(人口千対)は△3.6 で、前年の△3.2 より低下し、数・率ともに12 年連続で減少かつ低下している。
自然増減数が増加した都道府県は、沖縄県(3575 人)のみであった。
(4) 死産数は減少
死産数は 1 万 9608 胎で、前年の 2 万 358 胎より 750 胎減少し、死産率(出産(出生+死産)千対)は 20.9 で、前年の 21.1 より低下している。死産率のうち、自然死産率は 9.9 で前年の10.1 より低下しており、人工死産率は 11.0 で前年と同率である。
(5) 婚姻件数は減少
婚姻件数は 58 万 6438 組で、前年の 60 万 6866 組より 2 万 428 組減少し、婚姻率(人口千対)は 4.7 で、前年の 4.9 より低下している。
平均初婚年齢は夫 31.1 歳、妻 29.4 歳で、夫妻ともに前年と同年齢となっている。
(6) 離婚件数は減少
離婚件数は 20 万 8333 組で、前年の 21 万 2262 組より 3929 組減少し、離婚率(人口千対)は 1.68 で、前年の 1.70 より低下している。
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