経済産業省は、令和の教育改革に向けた、「未来の教室ビジョン」をとりまとめましたと発表しました。
経済産業省では、昨年1月から有識者会議として「未来の教室」とEdTech研究会(座長:森田 朗 津田塾大学教授)を立ち上げ、AIや動画、オンライン会話等のデジタル技術を活用した教育技法であるEdTech(エドテック)を活用し、人の創造性や課題解決力を育み、個別最適化された新しい教育をいかに作り上げるかについて、1年半にわたりご議論いただきました。
このたび、論点を初等中等教育分野に絞り、「学びのSTEAM化」、「学びの自立化・個別最適化」、「新しい学習基盤の整備」の3つの柱で構成される、研究会としての第2次提言、「未来の教室ビジョン」としてまとめられましたので公表します。
このたび、論点を初等中等教育分野に絞り、「学びのSTEAM化」、「学びの自立化・個別最適化」、「新しい学習基盤の整備」の3つの柱で構成される、研究会としての第2次提言、「未来の教室ビジョン」としてまとめられましたので公表します。
1.「未来の教室」とEdTech研究会について
「未来の教室」とEdTech研究会は、経済産業省が設置した、教育改革に関する有識者会議です。AIや動画、オンライン会話等のデジタル技術を活用した革新的な教育技法であるEdTech(エドテック)が世界の教育現場に変革をもたらしています。この事実を踏まえ、本研究会では、EdTechを活用して人の創造性や課題解決力を育み、個別最適化された新しい教育をいかに構築すべきかについてご議論いただきました。
併せて、未来を見通しにくい時代を生きる子ども達一人一人が、未来を創る当事者(チェンジメイカー)に育つための学習環境を構築するために、今後必要となる政策や、学校や産業界や地域社会等がなすべきことについてご議論いただきました。
2.「未来の教室」ビジョンについて
このたび、本年4月より文部科学省中央教育審議会において新しい時代の初等中等教育の在り方に関する審議も開始されたことを踏まえ、本研究会としての提言を「未来の教室」ビジョン(第2次提言)としてまとめました。
その内容は、昨年6月の第1次提言をもとに、その後全国各地の教育現場で実施した23の実証事業の成果を踏まえ、初等中等教育分野に焦点を絞って今後の政策課題を整理したものです。
「未来の教室」に向けた改革の柱として「学びのSTEAM化」、「学びの自立化、個別最適化」、「新しい環境づくり」の3つに整理し、その実現に向けて乗り越えるべき9つの課題とそれに対応するアクションについて提言いただきました。
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