厚生労働省は、「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」バージョンアッププログラム(Ver.4.0)を公開しました。
バージョンアップ内容
Ver3.7からVer4.0への変更点
【改修内容】
● マークシートデータ自動読み込み機能を追加
紙受検を行う際、マークシートを利用することにより紙の調査票からの転記作業が不要となります。
●職場情報のコピー機能を追加
「②職場情報」画面に、前回実施回の職場情報を最新実施回にコピーして使用可能にする機能を追加しました。
●職場コードの入力制限を緩和
「②職場情報」画面にVer.3.6より採用された職場編集ウインドウの入力制限を緩和し、職場コードに全角文字や禁則以外の記号も入力できるようになりました。
●高ストレス者判定の評価方法の初期値を未選択状態に変更
「⑧高ストレス者判定」画面の評価方法の初期値は従来「単純合計評価」でしたが、Ver.4.0からは未選択状態に変更しました。
これにより意図せず「単純合計評価」で判定を行ってしまうことなく、明示的に評価方法を選択してから判定していただけるようになりました。
●「⑧高ストレス者判定」画面の「編集と判定」欄の基準値と判定結果の関係をわかりやすく改善
- 「編集と判定」欄に、判定基準(以上/以下)の注釈を追加しました。
- 「高ストレス判定の補足説明」画面のエリア名(㋐、㋑)を「編集と判定」欄にも表示するようにしました。
- 「ストレスチェック結果一覧」の列幅の調整と項目名を変更しました。
●「⑨個人結果出力」画面の改善
- 選択している評価方法にかかわらず、①レーダーチャートは素点換算評価の点数で作成される仕様であるという案内文を追加しました。
- 帳票「②通知文」への職場名の表示/非表示を選択可能にしました。
- 帳票「②通知文」に、上下の結果が異なって見える場合に対する注釈を追加しました。
- 前ページ/次ページを表示するボタン「<」「>」を「前へ」「次へ」に変更し、現在表示中のページ数を表示するようにしました。
●「⑩職場結果出力」画面の職場結果帳票を改善
- 全ての職場結果帳票に職場コードを表示するように変更しました。
- 実施名称を表示するように変更しました。
●「ログインIDをメールで配布」画面のメール一括送信機能のセキュリティ強化
従来までは基本認証を使用していましたが、今後基本認証が廃止されるメールサービスが増加しても引き続き本機能が使用できるように ユーザー認証方法を変更し、セキュリティを強化しました。
●「送信メール設定」画面で、認証方法の選択により入力不可となる項目を非表示に変更
従来はグレーアウトして表示していましたが、項目自体を非表示に変更しました。
●受検者回答用アプリの「受検者情報項目入力」画面で、職場名の選択項目表示をツリービューに変更
従来の並列表示に比べ、同一部署名がある場合でも受検者が自分の所属部署を見つけやすくなりました。
●「ログインパスワード」「ファイルのパスワード」は初期パスワードのままでは利用不可に変更
セキュリティ強化ため、「実施者用管理ツールのログインパスワード」と「各帳票のZIPファイル解凍用のファイルパスワード」は、初期パスワード:stresscheck のままご利用いただく事はできないように変更しました。
「パスワード設定」画面より必ず任意のパスワードに変更してご利用ください。
※ コード署名証明書の期限である2028年11月11日以降、プログラムを更新していない場合は起動できなくなります。
→詳しくは、実施者用マニュアルをご覧ください。
( https://stresscheck.mhlw.go.jp/download/jisshisha_manual.pdf )
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