厚生労働省は、新型コロナワクチンの接種を行う医療機関へのお知らせについて、下記内容を発表しました。
このページには、医療機関に行っていただきたいことの概要を掲載しています。詳細は「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する医療機関向け手引き」や、関係資料をご参照ください。
新型コロナワクチンの接種を進めていくためには、皆様のご協力が不可欠です。接種体制の整備や、円滑な接種へのご協力をお願いいたします。
実施に関する手引き
▷「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する医療機関向け手引き(2.0版)」(令和3年2月24日)
別添 臨時接種実施要領[PDF]
様式3-1 予診票[PDF]
様式4-1 医療従事者向け接種記録書[PDF]
様式5-1 口座申請・変更時の市区町村への提出書類(参考様式)[xlsx]
様式5-2 口座変更時の国保連への提出書類[xlsx]
様式7-1 情報連携シート(基本型→連携型/サテライト型)[docx]
様式7-2 台帳(基本型)[docx]
様式8-1 副反応疑い報告様式[PDF]
【以前の版】
▷「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する医療機関向け手引き(1.1版)」(令和3年2月12日)
接種委託医療機関となるには
集合契約への参加 (資料はこちら)
「集合契約」と呼ばれる方法で、一括して全国の市町村から委託契約を受けるための、委任状を提出します。 委任状は、ワクチン接種契約受付システムに、必要事項を入力すると、PDFファイルで作成されます。作成した委任状を取りまとめ団体に提出し、取りまとめ団体がシステムの情報と照合して受領確認を行うと、登録が完了します。
※ワクチン接種契約受付システムのウェブサイトは、取りまとめ団体を通じてお知らせしています。
※関連資料
▷取りまとめ団体のリスト
《保険医療機関コード等のない医療機関の手続き(3/12時点)》
保険医療機関コード又は介護保険事業者番号のない医療機関は、現在、このシステムを利用できませんが、利用できるようになり次第ご案内いたしますので、しばらくの間お待ちいただくようお願いします。(近日中に、医療機関コードを都道府県を通じて入手いただく手続きを本ページでもご案内する予定です。都道府県へのお問い合わせは、今しばらくお待ちください。)
参考:「保険医療機関コード等が存在しない接種施設のV-SYS上の取り扱いについて」(2021/2/26事務連絡)
V-SYS(ワクチン接種円滑化システム)への初期登録(資料はこちら)NEW
V-SYSは、ワクチンの配送に関する情報のやりとりを行うためのシステムです。 集合契約への参加時に登録したメールアドレスに、V-SYS用のIDが送付されます。パスワードは届いたメールから自ら初期設定を行っていただきます。
V-SYSに医療機関情報を入力すると、初期登録が完了します。 併せて、取り扱う予定のワクチンや、接種する医師の連絡先などを入力いただきます。この情報をもとに、ワクチンメーカーから、医薬品に関する情報提供がなされます。
《IDの送付状況(3/23時点)》NEW
接種施設となる医療機関に、V-SYSのIDの送付を段階的に行っており、3月23日時点で約35,000施設(3月中旬に委任状が受領された施設の9割程度)に送付が終わっています。
現在、取りまとめ団体での委任状の受領確認が行われた施設には、受領確認から概ね3営業日を目処にIDを送付しております。
接種の準備
物品の準備(資料はこちら)NEW
接種を行う医療機関には、ワクチンや針・シリンジなどが提供されます。接種を行う医療機関側には、ワクチン保存用の冷蔵庫、体温計、救急用品など、一般のワクチン接種に必要な物品の準備が必要です。
※希釈用のシリンジ・針については、当初、接種を行う医療機関で用意いただくこととしていましたが、接種用のシリンジ・針と同様に国から提供できることになりました。詳細はこちら(2021/3/22)
ワクチンの配分を受ける
ワクチンの配分を受けるためには、供給クール毎に、接種可能量(希望量)をV-SYSに入力します。その後、自治体毎の割当量等と調整が行われ、配送予定量と予定日が決まるとメールで案内されます。
被接種者への案内と予約の受付(資料はこちら)
V-SYSに入力した医療機関情報をもとに、一般公開サイト「コロナワクチンナビ」(3月中に開設予定)に、接種医療機関の一覧が表示されます。また、医療機関の予約の受付状況(受付中、受付不可)をV-SYS上で更新いただくと、その情報が「コロナワクチンナビ」に表示され、予約受付が可能かどうかを広く知らせることが出来ます。
予約の受付は原則として医療機関で行っていただきます。電話番号や医療機関のWebアドレスを「コロナワクチンナビ」に表示することができます。
接種の実施
ワクチンの取り扱い
ワクチン毎に、ワクチンの取り扱いが異なります。
ファイザー社のワクチンについては、超低温冷凍庫で保存することとされており、解凍後は5日以内に使用します。また、接種時に生理食塩水での希釈を行います。超低温冷凍庫のある施設からその他の施設に移送する場合には、温度管理に注意し、揺れが少ないよう移送します。
詳しい取り扱いについては、それぞれの資料をご覧ください。
※関連資料
▷ファイザー社のワクチンの取り扱い
▷アストラゼネカ社のワクチンの取り扱い
▷モデルナ社・武田薬品工業株式会社のワクチンの取り扱い
接種の進め方(資料はこちら)
窓口に来た接種希望者の接種券、本人確認書類(運転免許証、被保険者証等)をもとに、以下を確認します。
・本人確認(接種券の氏名や住所が合っているか) ・優先順位毎の適切な接種時期に合っているか
・住民票所在地の市町村で接種を受けているか
※入院中・福祉施設等に入所中・基礎疾患で通院中の方、居住地外接種証明書(スマートフォン等の画面に表示されている場合を含む)を持っている方や、災害の罹災者は、他の市町村でも接種できます。
予診票の記載を確認し、予診(検温、問診及び必要な診察)を行い、接種が可能か判断します。
予診票に接種の可否を記載した上、接種を行います。 予診票に接種券とワクチンのシールを貼り必要事項を記載します。接種券の右側にある予防接種済証には、ワクチン毎のシールを貼り、医療機関名等を記載して、接種を受けた方にお返しします。
接種を受けた方には、15分以上(アナフィラキシーなどの重いアレルギー症状を引き起こしたことがある方、採血等で気分が悪くなったり失神等を起こしたことがある者には30分)経過観察を行い、異常がみられたときには診察や応急処置など、必要な対応を行います。
※関連資料
▷接種の優先順位についてNEW
▷予診票の様式
▷新型コロナワクチンの説明書
▷予診票に記載された「血をサラサラにする薬」について
▷臨時接種実施要領(接種間隔、接種不適当者、接種要注意者など)
▷『新型コロナワクチン より安全な新しい筋注の方法 2021年3月版』日本プライマリ・ケア連合学会ワクチンチーム 製作・監修(3月15日公開)
接種後の副反応への備え(資料はこちら)
接種後の副反応などの症状に対応できるよう、予め救急用品等の準備を行います。
接種を行った方には、リーフレット等を活用して、副反応に関する情報等を提供します。
接種直後に何らかの症状が生じた方だけでなく、接種後に副反応を疑って受診をされた方についても、まずは、接種医やかかりつけ医など、身近な医療機関で診療をお願いいたします。
副反応を疑う事例のうち一定のものについては報告の必要があります。下の「副反応疑い報告のお願い」をご覧ください。
※関連資料
▷接種後の配布用リーフレット
接種人数の報告(資料はこちら)
V-SYSを通じて、接種した人数の報告をお願いします。
請求と支払(資料はこちら)
費用の請求は、予診票を使って行います。毎月、住所地の市町村ごとにまとめた上、原則として、翌月10日までに、同一市町村内のものは市町村またはその委託先、市町村外のものは国保連に提出します。
副反応疑い報告のお願い
報告いただいた情報は、PMDA(医薬品医療機器総合機構)が取りまとめたうえ、厚生労働省の審議会で評価され、安全な予防接種の実施や、国民の皆さまへの情報提供に役立てられます。
報告の対象となる症状や報告方法など、詳しくはこちら へ
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