経済産業省・中小企業庁は、業績向上の仕組みづくりシリーズ② 企業理念の共有とビジョン(あるべき姿)の明確化について、下記内容を発表しました。
企業が大切にしている価値観を示したものが経営理念です。これは会社の基本思想であり、不変なものとなります。この経営理念に基づいて実現すべき具体的な姿(あるべき姿)がビジョンになります。ビジョンは社会の流れや会社の持つ問題・課題に応じて変化していくものでもあるので、組織は中期的・長期的にビジョンを策定する必要があります。
そして、ビジョンという具現化された価値観を組織内で共有させていくことが、リーダーのもっとも重要な役割となります。経営陣が明確なビジョンを打ち出し、それを社員が日常の行動に落とし込んでいくことが、業績拡大のためには欠かせません。
前回の「業績向上の仕組みづくりシリーズ① リーダーの育成」では、営業力強化の四大要素についてご説明しました。今回はその中の土台である「ビジョン共有」の前半として、企業理念の共有とビジョンの明確化について、お話しをしたいと思います。
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