第7回 自筆証書遺言保管制度~Q&A・リンク集~

本日から、いよいよ自筆証書遺言保管制度の運用がスタートします。
最後に、自筆証書遺言保管制度に関するQ&Aとリンク集についてご案内致します。
ご参考になれば、幸いでございます。

1.自筆証書遺言保管制度に関するQ&A

法務省のQ&Aは21問ありますが、代表的な質問をご参考に掲載します。
1.法務局で遺言書の書き方を教えてくれますか。
2.保管制度ができる前に作成した遺言書でも預かってもらえますか。
3.保管したいのですが、遺言者本人が病気のため法務局(遺言書保管所)へ出頭できないない場合はどうすればよいですか。
4.保管の申請の手数料について、保管年数に応じて手数料も増えるのですか。
5.遺言書を法務局(遺言書保管所)に預けたことを家族に伝えた方がよいですか。
6.保管証を紛失した場合には、再発行可能ですか。
7.保管を申請した後に、遺言書の内容を変更したい場合はどのようにすればよいですか。
8.遺言書の保管の申請の撤回を行った場合に、その遺言は無効になるのですか。
9.自筆証書遺言を作成したら必ず法務局(遺言書保管所)に預けなければならないですか。
10.自筆証書遺言と公正証書遺言のどちらを選べばよいですか。
自筆証書遺言保管制度に関するQ&Aは、こちらをご覧ください。

2.自筆証書遺言保管制度に関するリンク集

1.自筆証書遺言書保管制度の関連資料

2.自筆証書遺言書保管制度のリンク集

 遺言書保管法と同じ日に成立した「民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律」の概要については,以下のページをご参照ください。
民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律について(相続法の改正)
~時代の変化に合わせて~相続法の見直し
相続法の見直しの概要について紹介する動画です(政府広報オンラインページにリンクします)。
約40年ぶりに変わる“相続法”! 相続の何が,どう変わる?
相続法の見直しのポイントを紹介しています(政府広報オンラインページにリンクします)。
【本日のまとめ】
①本日運用が開始される自筆証書遺言保管制度は、紛争防止の新たな選択肢です。遺言の内容等に応じて上手く活用すれば大変便利な制度です。財産が自宅と金融資産中心で相続させる人が明確な方は、本制度が選択肢となります。
②一方で、財産構成や相続人の関係が複雑な場合や遺留分を侵害する遺言を作成する場合等、相続人間でもめる可能性がある場合は、専門家に相談することをお勧めします。

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