「生産性向上支援訓練活用事例集」Vol.3を掲載しました(高齢・障害・求職者雇用支援機構)

高齢・障害・求職者雇用支援機構は、「生産性向上支援訓練活用事例集」Vol.3を掲載しましたと発表しました。

生産性向上支援訓練とは

 生産性向上支援訓練は、生産管理、IoT・クラウド活用、組織マネジメント、マーケティングなどあらゆる産業分野の生産性向上に効果的なカリキュラムにより、企業が生産性を向上させるために必要な知識などを習得する職業訓練です。
全国のポリテクセンターに設置した生産性向上人材育成支援センター(生産性センター)が、個別企業の課題に合わせてカリキュラムをカスタマイズして訓練コースを設定し、専門的な知見やノウハウを持つ民間機関等に委託して実施しています。

生産性向上支援訓練のご案内

1.訓練の概要

(1)対象者

在職者の方を対象としています。
(注)事業主からの受講指示を受けた方に限ります。

(2)訓練実施場所

ご要望にあわせて、自社会議室等やポリテクセンターの教室等で実施します。

(3)訓練時間

6時間から30時間の範囲内で実施します。

(4)訓練内容

幅広い職務階層の方を対象に、様々な課題の解決や現場力の強化を支援するカリキュラムをご用意し、座学と演習を組み合わせて訓練を実施します。
具体的には、「生産管理」「品質管理」「原価管理・コスト削減」「流通・物流システム」「クラウド活用によるデータ管理・分析」「マーケティング」等があります。

(5)受講料

訓練時間数に応じて、受講者1人あたり3,000円~6,000円(税別)です。

(6)訓練の実施

専門的な知見やノウハウを有し、訓練の適切な実施が可能な民間機関等に委託して実施します。

2.訓練ご利用までの流れ

(1)課題や方策の整理。センター担当者が企業を訪問し、人材育成に関する課題や方策を整理します。(2)訓練コースのコーディネート。相談内容を踏まえて、課題やニーズに応じた訓練コースを提案します。(3)訓練の受講。所定の期日までに受講料の支払い等の手続きを行い、訓練を受講してください。
打ち合わせイメージイラスト

3.オープンコースによる訓練のご案内

「人手不足なので訓練を受けさせられるのは1、2名」、「どのような訓練なのか試しに受講させてみたい」といった場合には、広く受講者を募集して実施するオープンコースによる訓練のご利用をご検討ください。
自社の受講者が少ない場合でも集合型の訓練を受けさせることができ、他社の従業員と一緒にグループワーク等を行うことで、自社の強みや課題の気づきにつながります。

4.訓練実施業務の受託を希望する民間機関等または事業主団体の方へ

訓練実施業務の受託を希望する民間機関等の方は、下記リンクをご確認ください。

また、生産性向上支援訓練は、会員企業の人材育成に取り組む事業主団体に委託する方式によっても実施しています。詳しくは下記リンクをご確認ください。

人材開発支援助成金のご案内

従業員に生産性向上支援訓練を受講させた事業主の方は、人材開発支援助成金を利用して、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部等の助成を受けることができます。
利用には訓練対象者の職務と訓練内容の関連が認められること、10時間以上の訓練であることなど一定の条件がありますので、詳しくは生産性センターにお問い合わせいただくか、下記の厚生労働省ホームページをご確認ください。

訓練活用事例

生産性向上支援訓練を活用して企業の生産性向上を図っている事業主や受講者の声を掲載しています。

生産性向上支援訓練活用事例集

お問い合わせ

生産性向上支援訓練の詳細につきましては、最寄りのポリテクセンター・ポリテクカレッジ・東京支部の生産性センターにお問い合わせください。

★就業規則の見直し・社会保険・労働保険・給与計算のご相談は、どこよりも相談しやすい社会保険労務士事務所「KKパートナーズ」にご相談下さい。

お問い合わせはこちらから

タイトルとURLをコピーしました