令和元年度大学等卒業予定者の就職内定状況(2月1日現在)を公表します(厚生労働省)

厚生労働省は、令和元年度大学等卒業予定者の就職内定状況(2月1日現在)を公表しました。
厚生労働省と文部科学省では、令和2年3月大学等卒業予定者の就職内定状況を共同で調査し、令和2年2月1日現在の状況を取りまとめましたので、公表します。
 取りまとめの結果、大学生の就職内定率は92.3%(前年同期比0.4ポイント上昇)となり、調査開始以降、同時期で過去最高となりました。
 厚生労働省と文部科学省では、新卒応援ハローワークのジョブサポーター※と大学等の就職相談員との連携による新卒者等の就職支援などを行っています。
 厚生労働省では、引き続き、関係府省と連携し、新卒者等の雇用に関する施策の推進に努めていきます。
 ※新卒者等の就職支援を専門とする職業相談員(キャリアコンサルタント等の資格保持者や企業の人事労務管理経験者等)。
-就職内定率の概要-
● 大学(学部)は92.3%(前年同期比0.4ポイント上昇)
● 短期大学は89.3%(同1.7ポイント低下)
● 大学等(大学、短期大学、高等専門学校)全体では92.4%(同0.2ポイント上昇)
● 大学等に専修学校(専門課程)を含めると91.8%(同0.1ポイント上昇)
* 同じ内容の報道発表資料を、文部科学省でも同時配布しています。
1.調査内容
1)調査経緯・目的
大学、短期大学、高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定の状況等について実態を把握し、就職問題に適切に対処するための参考資料を得るため、平成8年度より調査を実施。
2)調査依頼先 設置者・地域の別等を考慮し、文部科学省・厚生労働省において抽出。
国立大学 21校
公立大学 3校
私立大学 38校
短期大学 20校
高等専門学校 10校
専修学校(専門課程) 20校
合計 112校
3)調査対象人員 6,250人
大学、短期大学、高等専門学校(※) 計 5,690人
専修学校(専門課程) 560人
(※) 母集団の男女構成比から短期大学は女子学生のみ、高等専門学校は男子学生のみを抽出
4)調査方法・内容
各大学等において、所定の調査対象学生を抽出した後、電話・面接等の方法により、 性別、就職希望の有無、内定状況等につき調査を実施する。
5)調査時期及び 調 査 時 期 発表時期
発表時期 令和元年10月1日 ・・・・・・ 11月15日
12月1日 ・・・・・・ 1月17日
令和2年 2月1日 ・・・・・・ 3月18日
4月1日 ・・・・・・ 5月 中旬
2.調査結果の主な概要
【全体の概要】
○ 大学の就職内定率は92.3%(前年同期比0.4ポイント上昇)。このうち国公立大学の就職内定率は、93.5%(同2.0ポイント上昇)、私立大学は、91.9%(同0.2ポイント低下)。
○ 短期大学の就職内定率は、89.3%(前年同期比1.7ポイント低下)。
○ 高等専門学校及び専修学校(専門課程)の就職内定率は、それぞれ100.0%(前年同期比1.2ポイント上昇)、86.9%(同0.2ポイント低下)。
○ 大学等(大学、短期大学、高等専門学校)を合わせた就職内定率は92.4%(前年同期比 0.2ポイント上昇)。専修学校(専門課程)を含めると91.8%(同0.1ポイント低下)。
○ 本調査における卒業予定者全体(※)に占める内定者の割合(大学のみ)「72.7%」
(※) 卒業予定者全体には就職希望者の他、「進学希望者」、「自営業」、「家事手伝い」等を含む。
【男女別の概要】
○ 男女別では、男子大学生の就職内定率は91.0%(前年同期比0.4ポイント低下)、
女子は93.8%(同1.2ポイント上昇)。また、国公立大学では、男子:91.7%、
女子:95.4%、私立大学では、男子:90.8%、女子:93.3%となっている。
【文系・理系別の概要】※大学のみ
○ 文系・理系別では、文系の就職内定率は92.2%(前年同期比0.5ポイント上昇)、
理系の就職内定率は93.0%(同0.1ポイント低下)となっている。
【地域別の概要】※大学のみ
○ 地域別では、関東地区の就職内定率が最も高く、94.0%(前年同期比0.3ポイント上昇)となっている。
資料全体版
令和元年度大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定状況調査(2月1日現在)について
令和元年度大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定状況調査(2月1日現在)について
就職(内定)率の推移(グラフ)
大学、短期大学及び高等専門学校卒業予定者の2月1日現在の就職内定状況調査の推移
大学、短期大学及び高等専門学校卒業予定者の2月1日現在の就職内定状況調査の推移
詳細は、こちらをご覧ください。

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