厚生労働省は、「令和3年版厚生労働白書」を公表しますとして、下記内容を発表しました。
~第1部のテーマは「新型コロナウイルス感染症と社会保障」~
「厚生労働白書」は、厚生労働行政の現状や今後の見通しなどについて、広く国民に伝えることを目的にとりまとめており、令和3年版は、平成13年(2001年)の「厚生労働白書」発刊から数えて20冊目となります。
令和3年版厚生労働白書は2部構成となっています。その年ごとのテーマを設定している第1部では「新型コロナウイルス感染症と社会保障」と題し、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による国民生活への影響やその対応について分析を行うとともに、社会的危機における社会保障の役割や課題について考察しました。
厚生労働省では、この白書が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大という事態において社会保障が果たした役割について理解を深めるとともに、今後の社会的危機への備えについて考える一助となることを願っています。
「令和3年版 厚生労働白書」概要
【第1部】テーマ「新型コロナウイルス感染症と社会保障」 社会的危機における社会保障の役割について、このたびの感染拡大への対応を通じて見えてきた以下の5つの課題について論じ、今後これらの課題への対応により、セーフティネットの重層化を図ることの重要性を指摘しています。 ①危機に強い医療・福祉現場、②社会保障におけるデジタル技術の実装化、 ③多様な働き方を支えるセーフティネット、④性差によって負担に偏りが生じない社会 づくり、⑤孤独・孤立を防ぎ、つながり・支え合うための新たなアプローチ 【第2部】テーマ「現下の政策課題への対応」 |
※「令和3年版厚生労働白書」は、厚生労働省のホームページにある「統計情報・白書」のページ(https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/)からダウンロードできるほか、全国の政府刊行物センターなどで購入できます。
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