厚生労働省は、コロナワクチンの開発状況について下記内容を発表しました。
ワクチン開発と見通し
ワクチンの種類
国内・海外において、不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチン、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンなど様々な種類のワクチン開発が行われています。
不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチンは、不活化した新型コロナウイルスの一部やウイルスの一部のタンパクを人体に投与し、それに対して免疫が出来る仕組みです。
メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンは新型コロナウイルスの遺伝情報をそれぞれメッセンジャーRNA、DNAプラスミドとして、あるいは別の無害化したウイルス等に入れて、人に投与するものです。それが、人の細胞に入り、ウイルスのタンパク質を作ることによってウイルスのタンパク質に対して免疫が出来る仕組みです。
現在の国内でのワクチンの開発状況<主なもの>
国内では数多くの企業や研究機関がワクチンの開発や生産体制の整備に取り組んでいます。
令和3年8月17日更新 [PDF形式:638KB] NEW
現在の海外でのワクチンの開発状況<主なもの>
海外では数多くの企業や研究機関がワクチンの開発に取り組んでいます。
AMED支援コロナワクチンの進捗状況<主なもの>
AMED事業のみで採択された企業のワクチンのうち、臨床段階のものをご紹介します。
ワクチンの確保に関する取り組み
日本政府は、実用化されたワクチンを日本国内に供給できるように、海外の企業等と協議を進めています。現在、協議や合意が公表されているものについては以下をご覧ください。
令和3年7月20日更新 [PDF形式:984KB]
国内製造の新型コロナウイルスワクチンによる国際貢献について
日本政府は、日本国内で製造するワクチンを、COVAXファシリティ等を通じて各国・地域に供給していくこととしています。
現在、海外への供与が公表されているものについては以下をご覧ください。
令和3年7月16日時点 [PDF形式:884KB]
生産体制整備の支援
海外で開発されたワクチンを日本国内で生産、充填する設備の整備について、ワクチン生産体制等緊急整備事業等を通して支援を行っています。具体的な採択結果、支援は以下の通りです。 NEW
令和3年8月17日時点 [PDF形式:808KB]
新型コロナウイルスワクチンの早期実用化に向けた厚生労働省の取組
ワクチン開発「加速並行プラン」では、研究や生産までの全過程の加速化を支援しています。
9月8日更新 [PDF形式:606KB]
その他の情報
・ 感染症流行対策イノベーション連合(CEPI) [PDF形式:94KB]
・ワクチン開発に関する業界向け説明会資料[PDF形式:2MB]
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