厚生労働省は、「食品企業どうしの連携」をテーマにオンラインミーティング開催~「荷主どうし」の共同配送に興味のある荷主企業の参加を募集します~として、下記内容を発表しました。
トラック運転者の長時間労働改善に向けた取り組み第3弾(11月開催)
11月開催のオンラインミーティングは、「食品企業どうしの連携」に注目した共同配送をテーマとしており、参加する荷主企業を9月30日まで募集しています。
厚生労働省では、今後も、トラック運転手の長時間労働改善に向けた取り組みを行っていきます。
■募集概要
[募集対象] 下記開催テーマでの「荷主どうし」の共同配送に興味のある荷主企業
[開催テーマ] 食品企業どうしの連携(幹線配送・地場配送で荷主どうしの連携を検討しよう)
※農畜水産品・食品加工品・飲料など、幅広い取扱品目の企業を対象
※製造業・卸売業・小売業など、幅広い業種の企業を対象
[募集期間] 令和3年9月1日(水)~9月30日(木)
[募集方法]
下記のポータルサイトで企業からの参加エントリーを受け付けます。
エントリーした企業には、当該企業の物流の状況などを回答する「参加申込書」と「自己紹介カード」を、厚生労働省委託事業者(株式会社富士通総研)からメールで送付します。企業からの「参加申込書」などの提出をもって参加申込完了となります。
[申し込み先] 「トラック運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」
https://driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/aidumi/
■オンラインミーティング(あい積ミーティング)の概要
[開催概要]
このオンラインミーティングは、トラック運転者の長時間労働改善に向けて、荷主どうしの出会いを支援し、物流における連携のきっかけを提供するものです。日頃出会うことのない荷主の方々が交流し、共同配送を通じた物流生産性向上に向けた意見交換を行います。
テーマごとに4回開催する予定です。詳細は、参加エントリーされた企業にお知らせします。
[開催テーマ]
7月開催 関東・中部・関西の各エリアに注目した荷主どうしの連携※
9月開催 モーダルシフトに注目した荷主どうしの連携(募集中)
11月開催 食品企業どうしの連携(募集中)
1~2月開催 お困りごとを抱えた荷主どうしの連携
※7~8月に、より同じ問題意識・連携希望領域をおもちの企業ごとに合計5回開催し、
7社(延べ13社)の企業に参加いただきました。
[開催の背景]
トラック運転者は、他業種の労働者と比べて長時間労働の実態にあります。その背景には、荷主や配送先の都合で、長時間の荷待ち時間(貨物の積み込みや荷卸しの順番を待つ時間)や、手荷役(手作業での貨物の積み込みや荷卸し)が発生するなど、貨物運送の取引慣行などからトラック運送事業者の努力だけでは改善が困難な問題が存在しています。
重要な社会インフラである物流が滞らないようにすると同時に、トラック運転者の長時間労働を改善していくためには、荷主企業とトラック運送事業者の双方が歩み寄り、そして協力しあって、取引環境の適正化に取り組むことが必要不可欠です。
このオンラインミーティングでは、トラック運転者の長時間労働改善に有効な取り組みである「荷主どうし」の連携のうち、共同配送に興味のある荷主企業の出会いの場を提供します。
■参考
あい積ミーティング第2弾「モーダルシフトに注目した荷主どうしの連携」についても、応募期間を延長して引き続き募集しています。詳細と参加申し込みは、下記事務局宛てにお問い合わせください。
【事務局 : 厚生労働省委託事業者 株式会社富士通総研】
担当者:沖原 080(7712)0303 ・ 田村 080(2245)0351
Eメール:fri-epcg-aizumi@dl.jp.fujitsu.com
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